ニュース一覧

HRサミット2017レポート「成果につながる研修をどう設計するか」

2017.10.30


株式会社アルヴァスデザインは、2017年9月19日に開催された日本最大級の人事サミット「HRサミット2017」において、「成果につながる研修をどう設計するか」というテーマでワークショップを開催いたしました。今回の発表内容は、人事・研修担当者様が知りたいという声が非常に多い、

  • 1) 各社で実施されている研修効果を高める工夫
  • 2)研修に対する正しい動機付けとアフターフォロー
  • 3)一見正しそうな研修の落とし穴

などを中心に「成果を出す研修」に必要なノウハウを惜しみなくご紹介しましたので、参加頂きました企業様の声を交えてご報告させていただきます。

HRサミット2017レポート「成果につながる研修をどう設計するか」01

■企業様からの関心が高い「研修成果の設計方法」

HRサミットのWEBページが開設されると即満席となった今回のワークショップ。ご予約のお客様、ご招待のお客様のほか、「どうしても見たい」と飛び込みで参加されたお客様も複数名いらっしゃいましたため、急遽机と椅子を増設してワークショップが始まりました。

弊社代表高橋の挨拶から始まり、本日のアジェンダについてご説明致しました。
  • ① 研修成果とは
  • ② 研修成果の測り方
  • ③ 成果の出やすい研修設計
  • ④ 成果の出やすいトレーニング手法

研修成果を向上させたいと考える人事の方はもちろん、「研修を行うものの思ったように成果が出ずに苦戦している」企業の教育担当者の方に、実際の現場で起きた研修設計の失敗事例などを交えながら解説させていただきました。特に①~③については、苦戦している企業様も多く関心が高いものでした。

■ ①研修の成果

まず「研修の成果」についてデイスカッションをしていただきました。皆さま研修実施後は何らかの「成果」に拘っているはずですが、「意外と深く考えてなかったかもなぁ…」、「うーん難しいですね…」という意見が散見され、「会社が成長することですね」、「売上が伸びることです」、「組織風土が変わることです」という漠然とした成果目標も挙がりました。

また、研修内容によって成果の測りやすさ、測りにくさがあると思っていらっしゃる企業様も多く、アルヴァスデザインの見解としては、「成果はその研修内容によって様々ですが、最も大切なことは関係者間で成果について意思統一することです」というメッセージをお伝えしました。

一方で、「目的を理解して研修に臨んでいる」という受講生の割合は、21・7%という調査結果をお伝えしたところ、「うちはもっと低いかもなぁ」、「まぁこんなもんだよね」という声が挙がり、総じて「目的共有」に苦戦されている様子が伺えました。

■ ②研修成果の測り方

研修成果の測り方では、弊社で実施している「カークパトリックの4段階評価法」についてお話させていただきました。

カークパトリックの4段階評価法では、以下の4つの方法で測定しています。
  • レベル1 反応 満足度+エンゲージメント・参加者にとっての妥当性
  • レベル2 学習 知識・スキル+自身・コミットメント
  • レベル3 行動 行動変容を促進するシステム(観察、調整、勇気づけ、報酬制度)
  • レベル4 業績 成果=業績につながる(であろう)行動の発露
まず、レベル1およびレベル2については研修後のアンケートで測定します。

レベル1のアンケートでは、

  • ・積極的に研修に参加しましたか
  • ・実務で活用できそうですか

レベル2のアンケートでは、

  • ・実務で活用する際の自身が高まりましたか
  • ・実務でどのように活用しますか

などで測定していきます。

レベル3、レベル4については、周囲からのサポートが極めて重要です。特に「直属の上司」の支援がないと行動変容に繋がらないことは研究結果から照明されています。
「研修成果の測り方」については各社工夫が見られ、「四半期毎に上司と面談している」、「ギャラップ社のQ12(※)を使っている」などを実施されており、グループ内でシェアする様子が伺えました。

※全世界1300万人のビジネスパーソンに調査し、導き出した「優れた職場12の条件」というノウハウ

■ ③成果の出やすい研修設計

弊社は営業戦略のコンサルティングや営業向けの教育企画だけではなく、クライアントのV字回復に至るまで「共に汗をかいて一緒に営業すること」に注力しており、そのトライ&エラーの中から得られたノウハウを体系化し、研修プログラムをブラッシュアップし続けています。今回はそのノウハウ手法の中でも「4MAT」についてご紹介させていただきました。

4MATシステム

レベル1のアンケートでは、

  • Why(客観的な現状理解)- ①経験・体感する ②状況を振り返る
  • What(体系的な概念化)- ③振り返り内容を概念化 ④概念化した内容を発展させる
  • How(充分な実践訓練)- ⑤学んだ手法を実践する ⑥自分の何かを付け加え、さらに実践する
  • If (現場での実践経験)- ⑦関連性や実用面から分析する ⑧新しく、より複雑な経験に応用する

ワークショップ終了後も、グループを超えた意見交換や講師への質問が時間ギリギリまで続けられていました。
本ワークショップのテーマである「成果に繋がる研修をどう設計するか」に対する関心は極めて高く、今後も継続して教育担当者に情報発信をする意義を感じる機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、貴重な時間をありがとうございました。

HRサミット2017レポート「成果につながる研修をどう設計するか」02

今回の内容をより実践的に、かつ自社に取り入れるために続編ワークショップが開催されます。

第一弾概要(こちらのセミナーは終了致しました)

  • テーマ:社員教育の新教育は何か
  • 日時 :2017年10月16日(月)15:00~18:00
  • 場所 :株式会社アルヴァスデザイン ワークショップ会場

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

第二弾概要

  • テーマ:SDGs体感ゲーム×人材開発 ~今後、求められる人材像を考える~
  • 日時 :2017年11月30日(木) 15:00~18:00(開場14:45~)
  • 場所 :株式会社アルヴァスデザイン ワークショップ会場


お問合わせはこちら
アルヴァスデザイン ワークショップ会場
Youtube動画公開中 『「研修のプロ」より「営業のプロ」にこだわる理由~』
エグゼクティブ層への求人ならアルヴァスデザイン
学校プロジェクト活動報告
実績紹介(お客様の声)