キャリア時計 〜今あなたは人生の「何時」を過ごしているか〜

2015.3.25


10年以上前の話です。私は29歳で初めての転職をしました。
その際に転職祝いとして友人から食事に誘われ、呑みながらキャリアの話をしたことは今でも記憶に残っています。

それは「年齢を3分の1にした数字は、人生を1日で表したときの現在時刻を表している」という話です。

24歳の人は8時、42歳の人は14時、60歳の人は20時・・・・という感じになります。

幾つか例を挙げてみましょう。

【18歳=6時】

まだ朝6時です。1日はまだ始まっていません。まだ休んでいても問題ない時間です。
これからの活動に備えてしっかりと「体力」を蓄える時間です。

この場合の「体力」とは学生時代に詰め込むべき知識や若いころにしか味わうことができない貴重な体験に例えられます。
多くのことを見て、学び、体験して豊かな人間性を育んでください。この時期に体験したことや学習したことは一生自分の財産になるはずです。

【24歳=8時】

8時です。まだ会社は始まっていません。でも「仕事の用意」は始めなければならない時間帯です。
1日元気に働くために朝食を取ったり、人と会うために身だしなみのチェックをしている方も多いのではないでしょうか。

この場合の「仕事の用意」とは一流社会人として活躍をするための用意のことです。
周囲はあなたに大きな成果を期待していません。しかし将来を担う人材としての期待はきっと大きいはずです。
この時期はビジネスパーソンとしての土台作りをしていかなければならない時期ですので焦らずにしっかりと基礎固めをしましょう。

【30歳=10時】

始業の時間です。朝礼が終わって本格始動している会社も多いのではないでしょうか。

営業担当の方は客先に出向く時間帯、工場の人は機械のチェックを終えて生産に取り掛かる時間帯です。

「本格始動」とは社会人としての一人立ちすることを示しています。
この時点でまだ自分探しをしている人はもしかしたら「遅刻」かもしれません。
弱みを克服することよりも自分の強みを武器に社会貢献に励んでください。

【36歳=12時】

ランチタイムです。多くのビジネスパーソンが一息つく憩いの時間です。午前中の商談内容をノートにまとめる人、たまったメールをチェックをする人、周りの人を誘ってレストランに行く人もいるでしょう。

「一息つく」とはキャリアを振り返ることを意味しています。
もしかしたら、この年齢まで無我夢中でがむしゃらに仕事に取り組んできた方もいらっしゃるかもしれません。
その様な方はこの辺で一回キャリアの棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。
自分の強みを活かしてキャリアチェンジを考えるのも良いかも知れませんね。

【42歳=14時】

一日の中で、一番仕事が盛り上がる時間帯です。工場なら機械がフル稼働している時間帯、営業担当者なら客先で商談を進めている時間帯、研究者ならじっくり時間を取って重要な実験をしているのではないでしょうか。

つまりあなたが一番輝く時期です。今まで培ってきた知識と経験をフル稼働させて、大きく羽ばたいてください。
きっと今まで苦労して積み重ねてきた経験と知識が、あらゆるビジネスシーンで発揮される時期だと思います。

【51歳=17時】

そろそろ終業の時間が近づいてきています。今日の仕事はどこまでにするかを見極めて、明日の準備にも取り掛からなければなりません。

今日中にやらなければならない仕事がある場合はピッチを上げて取り掛からなければならない時間帯です。

「終業の時間」はあなたの引退の時期です。どんなに仕事がはかどっていても引退の時期は確実に近づいています。
やり残していることがあればそろそろピッチを上げて取り掛かりましょう。
そして「明日の準備」は次の世代への引継ぎを表しています。
皆様のキャリアの軸になっている強みの部分を、徐々に若い方々へ譲り渡す時期なのかもしれません。

【60歳〜=20時〜】

そろそろ帰路につかなければならない時間です。家で家族が待っている方も多いのではないでしょうか。

仕事と家庭の両立をポリシーとしているビジネスパーソンにとっては、一家揃っての食事をする時間帯でしょう。
深夜残業に突入している方は翌日の準備が整い次第切り上げても良い時間です。戸締り確認も忘れずに。

この年齢でまだバリバリ働いている方は、もしかしたら家で人生のパートナーが待っているかもしれません。
良い頃合を見つけて引退の準備を始めても良いのではないでしょうか。

今やるべきことは、あなたが活躍することよりも、あなたの知識と経験を若い方々に確実に伝えることかも知れません。
それが翌日の準備と戸締り確認です。

おわりに

皆様の年齢は何歳でしょうか。

24歳の若さで何かを焦っていませんか?
30歳を過ぎていまだに自分探しをしていませんか?
36歳までわき目も振らずに走り続けてきませんでしたか?
50歳を迎えまだやり残していることはありませんか?

このキャリア時計を参考に少し立ち止まり、自分を見つめ直すと今やるべきことが見えてくるかもしれません。


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