渋谷で働く社長の告白(藤田 晋著 2013年 幻冬舎)~圧倒的成果を出すために必要なこと〜
こんにちは。荻原です。
本日のトップセールスの本棚は、インタビュー形式でお届けします。
インタビューに答えてくださったのは、現役プロデューサーとして活躍中の米山さんです。
営業に役立つ一冊として「渋谷ではたらく社長の告白」をご紹介頂きました!
効率重視の風潮が強まる現代だからこそ、改めて学ぶ価値のある内容が詰まった一冊ということで、若手ビジネスパーソンが本書から学べる仕事への姿勢と、そこから得られるパワーについて語って頂きました!
是非、ご一読ください。
目次
1. 米山さんが推薦する『渋谷で働く社長の告白』の魅力とは?
荻原:本日は、よろしくお願いします。はじめに、米山さんがおすすめする本について簡単にご紹介お願いします。
米山:私がおすすめするのは、『渋谷で働く社長の告白』という本です。サイバーエージェントの創業者である藤田晋さんの本なのですが、2005年に出版されたノンフィクション作品です。藤田さんが「21世紀を代表する会社を作る」という目標を持ってサイバーエージェントを立ち上げて、そこからどう奮闘したのか…というお話が書かれています。
荻原:なるほど、わかりやすいです。
米山:やはり起業するといろいろなことがあるわけですよ。順調に行く時もあれば、きつい時もある。今ではもう記録は塗り替えられてしまっていますが、当時はまだ藤田さんが史上最年少で上場したという記録を持っていました。ちなみに26歳で上場したそうです。なので、彼がどのようにしてそこに至ったのか。どれだけの業務量をこなしたのかを知ることができます。
荻原:米山さんが好きそうな内容ですね。私も、そういう情熱を注いで何かを成し遂げる精神は好きです。(笑)
2. 渋谷で働く社長の告白に興味を持ったきっかけは?
米山:本との出会いは数年前だったと思います。実は、その前からサイバーエージェントの藤田晋さんのことは知っていたんです。前職にいた頃、藤田さんが創業当時から続けているブログの存在を知ったんです。日記形式で、仕事での出来事や日々の思いが綴られていて、時々読んでいました。
荻原:なるほど。でも、その時点では本は読んでいなかったんですね?
米山:そうなんです。当時は別の本に夢中で、購入まではしていませんでした。
それから時が経って、私はアルヴァスデザインに転職したんです。入社して1年くらい経った頃、もっと仕事を頑張りたいという思いはあるのに、なかなか思うように頑張れない自分がいて…。そんな時、何かパワーをもらえないかなと思って、Amazonを見ていたんです。そこでたまたまおすすめされたのが本書で、藤田さんのブログを以前から知っていたこともあって、「これだ!」と思って即購入しました。自分に足りないものを補えるんじゃないかという期待があったんです。
荻原:なるほど。仕事への姿勢を変えたいという思いと、以前から知っていた藤田さんへの興味が重なったタイミングだったんですね。
米山:そうですね。振り返ってみると、まさに自分が求めていたものとタイミングが絶妙に重なったんだと思います。
3. 渋谷で働く社長の告白から得たパワーは?
米山:まず驚いたのは、藤田さんたちが起業したばかりの頃の話です。最初は仕事がなくて暇だったそうなんです。でも、週110時間労働を目標に掲げたんです。朝9時に出社して深夜2時まで仕事、それを平日5日間。土日も12時間ずつ働く。そんな風に決めていたんです。
荻原:かなりハードワークですね(笑)
米山:そうですね…(笑)なので、私も週110時間まではいきませんでしたが、普段の1日8時間に加えて毎日2〜3時間増やしてみました。なので、週40時間から60時間くらいになった感じです。
荻原:実際に働く時間を増やしてみたと。どうして取り入れてみようと思ったんですか?
米山:ハードワークをすることで、フィジカルやメンタル面の強さを高めること、これを目的で始めてみました。
荻原:実際に取り組んでみて、どんな心境の変化がありましたか?
米山:そうですね、頑張っている感が出ます。自己肯定感が猛烈に得られました。自身で設定した目標をやり抜く事が自信につながり達成感を生んだんだと思います。実際、そのおかげでストレス耐性ややり切る力みたいなものが以前よりも格段についた気がしました。
荻原:なるほど。この取り組みをやり遂げて何か具体的に身に付いたものはありますか?
米山:仕事を続けるためには、仕事モードをONにし続ける必要があると思いますが、仕事ONモードで居続けるスキルを身につけられたと感じています。どんな状況でも集中力を保てるようになり、結果としてパフォーマンスも向上しました。
4. 渋谷で働く社長の告白をおすすめする人は?
米山:僕も含め、余裕たっぷりの若い人たちですね。とにかく効率よく働くのは良いのですが、最初から「効率、効率」、「質、質」ばかり求めて、長い時間働きたくない。そういう最近の潮流を一気に破壊できるので、若い人たちにおすすめです。
荻原:長時間労働に対してネガティブな気持ちを持っている人たちにこそ、おすすめということですね。
米山:そうですね。20代くらいの若い世代は、むしろがむしゃらに働いた方がいいんじゃないかなと個人的には思います。がむしゃらに働く経験を通して、効率では学べない根気や忍耐が得られるからです。
あと、頑張りたいけど頑張れないというような、もやもやしている人が読むと、シンプルに「まずは行動しよう」という気持ちになれると思います。
荻原:立ち止まって考えてないで動きなさいということですね。
米山:そうですね。まずは行動しようという。ただし、ハードワークを盲信するのではなく、自分の目的や学びを意識しつつ取り組むことが重要かなとも思います。
荻原:私は、今回のようなノンフィクション系のエネルギーをたくさんもらえる書籍も大好きなので、読んでみたいと思います。
米山:是非、読んでみてください。行動することで新しい自分に出会えますよ!
本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒渋谷で働く社長の告白
【毎週月曜日配信】弊社の社員はじめ、トップセールス経験者が厳選した本をご紹介しています。
営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。
荻原エデル
社内では、デザイン関係や営業支援をメインで担当しています!最近は動画編集も始めました。
趣味は筋トレ、空手、映画鑑賞、読書。インドア人間です。
米山大輝
埼玉県出身。
新卒で大手スカウト·ヘッドハンティング会社に入社した後、アルヴァスデザインに入社。
サッカー歴16年だが好きな漫画は「スラムダンク」。
美意識が高く、最近は眉毛サロンに興味がある。
座右の銘は「当たり前はない」。