ALVAS JOURNAL

2026年を迎えて 〜変化を超え、挑戦と創造を続けるために〜

こんにちは、高橋です。

2026年が始まってから、少し時間が経ちました。

皆さんにとって、昨年=2025年はどのような一年だったでしょうか。

私たち株式会社アルヴァスデザインにとっては、環境の変化が一段と加速し、社内の動き方そのものを見直す必要があった一年でした。

AIの普及が「一部の先進的な人が扱うツール」から「仕事で当たり前に使うもの」へと変わり、お客様との向き合い方、コンテンツづくり、組織づくりのそれぞれの場面で、新たな「標準」へと作り替えていく局面に入ってきたと感じています。

ここでは、2025年を振り返りながら、私たちが組織としてどのように前進できたのかを整理し、そこから見えてきたこれからの方向性についてお伝えします。

 

目次

    1. 2025年をひと言で表すなら「鍛錬」

    2025年を振り返るなら、「鍛錬」の一年だったと感じています。

    環境の変化に対応するために、仕事の進め方や組織の在り方を根本から見直し、新しい型を模索し続ける必要がありました。

    特に印象的だったのは、AIに対する認識の転換です。

    かつては、AIを使って仕事をしている人が”先進的”という捉えられ方でした。
    ところが2025年後半は、AIを使っていない人のほうが遅れている、という認識が広がってきました。

    そして2026年以降は、AIを使いこなす」が標準になるというより、AIに業務を任せる」が標準になっていくと考えています。

    この流れは、お客様の現場でも同様に感じています。以前は情報漏洩の懸念からAIを敬遠する企業も一部に残っていましたが、最近は「セキュリティ体制を強くした上で、当たり前に使ってください」という方向に切り替わるケースを多く見ました。前提が変わった、という表現が近いです。

    この環境変化を受けて、私たちが提供する価値の形も変わっていく必要があります。AIを活用した新しいコンテンツ形式は今後確実に増えていきますし、技術の進歩とともに実務に乗る領域は広がっていくでしょう。だからこそ、2025年は変化を前提とした「鍛錬」が必要な一年だったように思います。

    2. 仕組みと体制を作り直した一年

    この環境変化に対応するため、2025年は具体的な「鍛錬」に取り組みました。

    マネジメントを学び直しながら、新しいコンテンツを作り続ける必要がありました。そこで、スケジュールを先に押さえた上で「毎月1本、新しいコンテンツを出す」と決め、回し始めました。

    ここで大事にしたのは、完成度を上げすぎないことです。「完成度は7割でいいから、まず出す」。
    社内で一度リリースして、メンバーからフィードバックをもらい、そこからさらに磨く。そういう進め方に切り替えました。企画は夏から進め、11月からスタートしました。まだ走り出したばかりですが、この仕組み化こそが2025年の「鍛錬」を象徴する取り組みでした。

    組織面では、2023年に行った二つの決断が2025年に確実に生きていました。

    一つ目は、マーキュリー社へのグループインです。特に、「人」という観点で「一緒になってよかった」と強く感じています。メンバーの参画や組織編成という意味でプラスが大きく、もしあの決断がなければ、今ごろ別の負荷が発生していた可能性が高いと感じています。

    二つ目は、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社との提携です。公開講座に新しい価値を作れた点が大きな前進でした。この提携を通じて、お客様により深い価値を届けられる体制が整ってきています。

    また、業務効率の観点では、AIを活用した開発業務や営業活動の効率化も前進しました。プログラム開発やバックヤード業務を担当するメンバーの貢献により、組織としての役割分担が整ってきました。営業マネジメントから私が完全に離れられたことも含め、組織としての体制が強化されました。

    さらに、学びの文化づくりも大きく前進しました。以前は「なんとなく学びを応援している状態」だったものが、仕組みとして回る状態に近づいてきています。具体的には、オフサイト会議の定例化を通じて、学び続ける風土が少しずつ育ってきました。これは、今の組織にとって大きな支えになっています。

     

    3. 鍛錬を経て見えてきたもの

    こうした「鍛錬」を経て、2025年は様々な面で前進がありました。

    既存のお客様との関係においては、継続的にビジネスができるような信頼関係が築けました。長期的な視点でお客様の成長に貢献できる体制が整ってきたことは、大きな前進だと考えています。

    同時に、新しいお客様との出会いも生まれています。若手プロデューサーが新たなお客様と向き合い、成長する機会が増えてきたことは、組織の将来にとって重要な変化です。2〜3年後に会社を支える企業様を開拓していくためにも、プロデューサーメンバーの力量を上げることに、引き続き注力していきたいです。

    また、2025年を通じて改めて強く感じたのは、意思決定というものは、その瞬間に正解かどうかが分かるものではないということです。だからこそ、その後の努力で「英断にしていく」。運に身を任せるのではなく、やり切って結果として正解にする。この感覚は、2025年の「鍛錬」を通じて、より確信に変わりました。

    改めて、現場を支えるマネージャー陣の力の大きさを感じた一年でもあります。

    4. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    2025年を振り返りながら、これからの未来に向けた私たちの視点と想いをお伝えしました。

    これから3〜5年で注力したいテーマは、私たちのビジョンである「営業する/されるが楽しい世の中を実現する」ことを、もう一段「実装」していくことです。

    ここで言う「楽しい」は、楽ちんと同義ではありません。大きな目的に向けて、一緒に成果を重ねていく過程で得られる成長や貢献を実感できるかどうか。そこに楽しさがある、という捉え方です。

    そして、その状態は自然発生しません。学ぶことで生まれると思っています。営業やマネジメントは、いまだに勘や経験で語られがちです。ただ、体系的に学ぶことで参照枠は広がり、再現性のある形で人と組織を強くしていけるようになります。

    AIの成長が本格化し、営業やマネジメントの在り方が変わる時代に入っています。このような環境下で、私たちは常に前向きな未来志向で、営業やマネジメントに新しい観点を生み出し、創造し続ける会社でありたいと思っています。

    高橋 研

    代表取締役 CVO
    早稲田大学大学院理工学研究科終了後、株式会社ファンケルに入社。
    その後、30歳を節目に営業の世界に飛び込み、多くの会社の教育支援に携わる。
    2013年株式会社アルヴァスデザイン設立。2018年「実践!インサイトセールス(プレジデント社)」出版。

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