ALVAS JOURNAL

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法(ピョートル・フェリークス・グジバ著 2018年 朝日新聞出版社)~最高のチーム構築に必須な力〜

こんにちは。荻原です。

本日のトップセールスの本棚は、インタビュー形式でお届けします。
インタビューに答えてくださったのは、現役プロデューサーとして活躍中の関谷さんです。
営業に役立つ一冊として「世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法」をご紹介頂きました!是非、ご一読ください。

 

目次

    1. 簡単に書籍の紹介お願いします

    関谷:「私が選んだのは、『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』という本です。
    実はGoogleは、働きやすい会社として何度も1位に選ばれているんですよね。
    この本を書いたのは、以前Googleの人材開発のトップとして働いていたピョートル・フェリークス・グジバという方で、現在はコンサルティング会社の社長として活躍の場を広げているようです。
    内容としては、成果を上げられるチーム、生産性の高いチームを作るためには何が必要で、マネージャーはどのように行動すべきかについて、様々な事例をもとに徹底的に深掘りされています。理路整然としていて非常に読みやすいので、楽しく一気に読めると思います!」

    荻原:「Googleの元人材開発担当者のノウハウを学べるなんて、最高にワクワクしますね!今からお話を聞けるのがとても楽しみです!」

    2.書籍 「世界最高のチーム」との出会い

    関谷:「これは何年か前の話なのですが、私は『チームマネジメント』『チームワーク』を最大限に発揮して働ける職場環境にすごく憧れていました。もちろん、アルヴァスデアインでもチームワークはありますが、個々人の能力が高いため、1人でも凄まじく動けるプロが集まって仕事をしている雰囲気が強かったのです。
    私はもっと『チーム!』という感じに憧れていたので、自分自身の貢献領域を広げるためにも、何か自分でもできることがないかと思い、書籍を探していました。そんな時に出会ったのがこの本です!」

    荻原:「なるほど、そういう背景があったんですね!確かにアルヴァスデザアインはプロ集団のような側面がありますよね(笑)」

    関谷:「でしょ(笑)。書店で本を適当に見ていた時、『Googleの世界最高のチーム』という表紙が目に飛び込んできて、『これだ!』って思ったんです(笑)。試しに中身をパラパラと見てみると、難しい理論がズラズラと並んでいるのではなく、様々な事例や体験談がベースになって構成されていて、とても読みやすいと感じました。アルヴァスデザインをもっと働きやすい会社にするには何が必要かを知りたくて、購入しました!」

    荻原:「そうだったんですね!私も事例や体験談ベースの書籍の方が好きなので、すごく共感します!」

    3. 「世界最高のチーム」を読んで起きた変化は?


    関谷:「成功している会社とそうでない会社の違いを認識することで、自分が取るべき行動が少し見えるようになりました。本書では、『すべての相手に共通するコミュニケーションの原則』として『優しさ』『厳しさ』『チャーミングさ』の3つが特に大切であると書かれています。」

    荻原:「優しさや厳しさはわかりますが、チャーミングさ?」

    関谷:「そう、チャーミングさです。優しさというのは英語のkindness、つまり親切さのことです。表面的に『よかった!よかった!』と褒めるだけではなく、何がよかったのかをしっかりフィードバックすることが本当の意味での優しさです。

    次の厳しさは、仕事として成果を出さなければいけない以上、時には役割としての厳しさも必要だという意味です。例えば、チームメンバーのパフォーマンスが落ちている時などに、ちゃんと成果を上げられるように『期日までに〇〇ができていない』といった厳しい指摘を躊躇せずに行うのがマネージャーの役割です。ただ、これはマネージャーだけでなく、同僚同士でもきちんと指摘をしなければならないと本書には書かれています。そして、そのような指摘ができるようにするためにも、心理的安全性の構築が必須であると言われています。

    最後のチャーミングさは、もしかしたら最も難しく感じられるかもしれません。
    要は、人間として魅力的であるかどうかがチャーミングさの基準とされています。ですので、「弱みを積極的に開示する」、「失敗を素直に認める姿勢」がマネージャーにとって大切であると言われています。そしてこれらは、明日からすぐに実践できる行動なので、私もこの3つのポイントを意識して仕事をしていこうと考えました。」

    荻原:「確かに、人に弱みを見せるのには抵抗がありますよね。私も実践できるようにしていきたいです。」

    4. 「世界最高のチーム」はどんな人にこの本をおすすめしたいですか?

    関谷:「マネージャークラス以上の人に特におすすめしたいです!もちろん、それ以外の人にもぜひ読んでほしいですが、会社の仕組みや風土を変えるのは、やはりマネージャークラス以上が主体にならないとなかなか変わりませんから!『どうすればもっとチームワークを発揮できる組織になれるのか?』『どうすればチームワークを最大化できるマネジメントができるのか?』と悩んでいる方には、最高に参考になる一冊だと思います。
    それ以外の方も、客観的に自身の所属している会社の組織体制や風土を見直すきっかけになるので、おすすめです!」

    荻原:「確かに、自社が高いチーム力を発揮できているかどうかは大事な指標ですよね!私も読んでみようと思います!本日は貴重なお時間をありがとうございました!」

    関谷:「こちらこそ、ありがとうございました!」

    本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法

    〇トップセールスの本棚とは?
    【毎週月曜日配信】弊社の社員はじめ、トップセールス経験者が厳選した本をご紹介しています。
    営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
    ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。

    荻原エデル

    社内では、デザイン関係や営業支援をメインで担当しています!最近は動画編集も始めました。
    趣味は筋トレ、空手、映画鑑賞、読書。インドア人間です。

    関谷麻衣

    旅行と映画とじゃがりこが大好きな関谷麻衣です。
    営業は苦手ですが、日々やりがいを見つけて奮闘しています…!
    ロジカル11%、感情や感覚89%というかなりの感情派!
    相手の話に共感ポイントを見つけることが好きです。

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