外出自粛の夏は、読書に燃えろ! ~ニューノーマル時代を生き抜く営業パーソン必見の10冊~
こんにちは。株式会社アルヴァスデザインの石井です。
今回は、営業パーソンに必見の10冊の本を4つのテーマに分けてどさっとご紹介します。
コロナウイルスの影響で、なかなか外出できないという方も、今年の夏は読書に燃えましょう!
SaaS系
SaaSという言葉をご存知でしょうか。
Software as a Serviceの頭文字をとって、SaaSと言います。
意味は、「必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくはその提供形態のこと(Wikipedia)」になります。
ちょっと言葉だけではわかりにくいですよね。具体的な事例を見てみましょう。
有名な事例として身近なものをあげると、マイクロソフトのoffice365やサイボウズのグループウェアなどがあげられます。
皆さんの多くも、これらを目にしたことや使ったことがあるのではないでしょうか。
このように現代において、我々の身近になっているSaaSに詳しくなることは営業パーソンに求められる基礎知識であるはずです。
ぜひこれを機会に、SaaSに詳しくなりましょう。
私が紹介する3冊は、SaaS系企業の事例がたくさん書かれている本です。営業戦略を立てる際などに良い参考になるはずです。
■The Model マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
・著 者:福田 康隆
・出版社:翔泳社(2019年)
■マーケティングオートメーション最強の導入手法
・著 者:小池 智和
・出版社:KADOKAWA(2018年)
■セールス・イネーブルメント 世界最先端の営業組織の作り方
・著 者:山下 貴宏
・出版社:かんき出版(2019年)
MaaS系
次は、MaaSになります。
SaaSとともに、最近よくメディアにも出る言葉ですが、皆さんご存知でしょうか。
MaaSとは、Mobility as a Serviceの頭文字です。
意味は、「ICTを活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、自家用車以外の全ての交通手段による移動を1つのサービスとして捉え、シームレス(継ぎ目がない)につなぐ新たな『移動』の概念(Wikipedia)」です。
もう少しわかりやすく書くと
「様々な移動サービスを組み合わせることで1つのサービスとして捉えた、新しい『移動』の概念」のことです。
具体的な事例として、MaaS先進国のフィンランドをご紹介します。
フィンランドの首都ヘルシンキにおいて、「Whim」というスマホアプリが実用化されています。
こちらのアプリを利用すると、公共交通機関であるバス・電車・タクシー・自転車シェアリング・レンタカーといった様々なモビリティの予約と決済を一括で行えます。
近年日本でもカーシェアなどが流行っていますが、様々な移動手段を一括で管理できるととても便利ですよね。
また、これらは環境面への配慮といった意味でも大きな意味を持ちます。
MaaSという言葉を初めて聞いたという方でも、こちらの本はわかりやすくオススメです。
■Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 ―移動と都市の未来―
・著 者:日高 洋祐、牧村 和彦、井上 岳一、井上 佳三
・出版社:日経BP(2020年)
■最新 図解で早わかり MaaSがまるごとわかる本
・著 者:楠田 悦子、森口 将之
・出版社:ソーテック社(2020年)
■MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ
・著 者:日高 洋祐、牧村 和彦、井上 岳一、井上 佳三
・出版社:日経BP(2018年)
ドラッカー マネジメント
コロナウイルスの影響で、働き方が大きく変わりマネージャーの方も、どのように部下メンバーと関わっていくのかということでご苦労されたかと思います。
まだまだ、在宅勤務で部下とどうコミュニケーションすればいいかで悩んでいる…
というマネージャーの方も多いはずです。
そういった方向けに、ぜひ一度夏休みという期間を使って立ち止まり、ゆっくりじっくり考える機会にしませんか?
こちらの2冊は、弊社パートナーであり、ドラッカースクール卒業生である藤田勝利氏の書籍になります。
マネジメントの原理原則の部分は、環境が変わっても普遍です。
一度この機会で学びなおすということも、良いかもしれません。
■ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント
・著 者:藤田 勝利
・出版社:日本実業出版社(2013年)
■ノルマは逆効果 〜なぜ、あの組織のメンバーは自ら動けるのか〜
・著 者:藤田 勝利
・出版社:太田出版(2019年)
イノベーション系
コロナウイルスの流行によって、様々なビジネスへの影響が深刻化しています。
従来通りのビジネスだけでは立ち行かなくなり、新しいビジネスを創造することが求められているということもよく耳にします。
そんな中で、こちらの2冊をご紹介します。
「戦略の創造学」はドラッカースクールの山脇教授の書籍で、デザイン思考・ドラッカーのマネジメント・ポーターの経営戦略を包括的に学ぶことができます。
また、イノベーションを生み出すために必要不可欠と言われているのが「リベラルアーツ」です。
ドラッカーは、「マネジメントとはリベラルアーツである」という言葉を残しています。
是非、この夏はイノベーションにアンテナを立てて、これからのビジネスに生かしていきませんか?
■戦略の創造学
・著 者:山脇 秀樹
・出版社:東洋経済新報社(2020年)
■ドラッカー 教養としてのマネジメント
・著 者:ジョゼフ・A・マチャレロ 、カレン・E・リンクレター
・出版社:日本経済新聞出版(2013年)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
コロナウイルスの影響で、お仕事が思うように進まない今、立ち止まって学びなおす夏にするのも良いかもしれません。
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営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。