ALVAS JOURNAL

コロナショック・サバイバル(冨山 和彦 2020年 文藝春秋) コロナウイルスがリーダーに問いかけたことを考える

こんにちは。株式会社アルヴァスデザインの石井です。

 

コロナウイルスは、間違いなく世界を変えました。

我々の生活やビジネス環境は元には戻りませんし、戻るべきでもないはずです。

 

コロナショック・サバイバル(冨山 和彦 2020年 文藝春秋)

 

この本は、タイトルの通り「コロナショックをどう生き抜いていくか」ということについて、冨山氏が解説しています。

 

一般的に、賞味期限が短い本のように捉えられることも多いでしょう。

ただ、私はそうは思いません。

 

いま、100年に一度しか起きないと言われるような大災害が、10年に一度くらいのペースで起きています。

目を向けるべきはコロナウイルスだけでもありません。

 

コロナショックが起きてしまった以上、我々はそこから学びを得て、次なる大災害に備えるリーダーが必要なのです。

 

1. 危機は、大きなパラダイムシフトが起きる転換期!

コロナショックは、創造を超えた被害の大きさになりました。

 

本によると、L(ローカル)⇒G(グローバル)⇒F(金融)の順番で、時間差を持って襲ってくるとのことです。

 

実際に、今回のコロナショックでは、まずローカルな企業が打撃を受けました。

観光・飲食店・ホテルなどのサービス産業は、特にダメージが大きいです。

 

次に、現在起きている(起きつつある)のが、グローバルな企業への打撃です。

中国の生産が止まり、世界のサプライチェーンは崩れつつあります。

 

最後は、金融危機です。

コロナショックが追い付いてきて、「さあ、再度資金を集めてビジネスを盛り上げよう。」と思ったときに、金融機関がお金を貸せる体力がないことが心配されています。

 

これらはコロナショックの例ですが、過去にも大災害が何度も起きました。

記憶に新しいところで言うと10年前のリーマンブラザーズによる世界の金融危機です。これをきっかけにして、中国が一気に世界経済をけん引していくような存在になりました。

 

歴史は繰り返します。

だとすれば、今回のコロナショックをきっかけに10年前と同じように大きなパラダイムシフトが起きるはずです。

 

10年前の金融危機の際は、中国の経済成長のきっかけになりました。

今回のコロナショックでは、どのようなパラダイムシフトが起きるでしょうか。

2. コロナショックをサバイブするには、リーダーが必要だ!

大きなパラダイムシフトを起こすのは、リーダーの存在です。

 

この本にも、大災害におけるリーダーの心得がたくさん書かれています。

 

特に気になったところをあげると…

・危機の際は、「あれも、これも」ではなく、トリアージせよ

・苦しいときこそ、秩序や手順を重んじ過ぎず、即断即決を意識せよ

・最後の最後まで戦い抜く覚悟を持て

 

どれも重い言葉ですが、危機の際においてリーダーは苦しい状況でも打破し続ける存在でなければならないのです。

3. これからの世界を考える

コロナショックのダメージが大きく、なかなか次の大災害への備えを考えられない状況であることは理解できます。

 

ただ、我々は次なる大災害への備えもしなければなりません。

 

日本においても、7月に熊本の豪雨がありました。

首都圏で地震が起きる可能性も非常に高いです。

 

リーダーは、今のコロナショックをサバイブしつつ、そこからの学びを次につなげていくことも同時に求められているのです。

4. おわりに

コロナウイルスが日本に広がってから、4か月ほどたちました。

そのたった4か月で、我々の働き方も大きく変わりました。

 

ただ、これから起きるであろうパラダイムシフトは、もっと大きいものであるはずです。

それに向けて、リーダーの力が必要なのです。

 

コロナウイルスが我々に問いかけたことに真摯に向き合い、どれだけ力強いリーダーになれるのか。

これから、真のリーダーが試されると感じます。

 

本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒コロナショックサバイバル

 

〇トップセールスの本棚とは?
【毎週月曜日配信】弊社の社員はじめ、トップセールス経験者が厳選した本をご紹介しています。
営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。

ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。

RELATED ARTICLES よく読まれている記事

外部の視点からお客様に
クリティカルな意見を言う。
そういう営業は
これからも生き残る。