ALVAS JOURNAL

【イベントレポート】今、アップデートしたいリーダーシップ~ドラッカーのマネジメントと現場実践から学ぶ~

皆さん、こんにちは。石井です。

本日は、株式会社アルヴァスデザインが開催したイベントのレポートをします。

開催日時:2023年2月10日(金)12:00-13:00

タイトル:今、アップデートしたいリーダーシップ~ドラッカーのマネジメントと現場実践から学ぶ~

本イベントでは、目まぐるしい環境変化の中で、リーダーはどのように未来を創造していけば良いのかを探求するためのきっかけをご提供しました。

登壇者は、ドラッカー学会理事(ドラッカースクール卒MBA)の藤田勝利氏、株式会社アルヴァスデザインの代表取締役CVO高橋研、現在会社アルヴァスデザインに籍を置きつつもイギリスにMBA留学中の石井健博の3名です。

ドラッカーのマネジメントの視点をベースに、営業現場ではどのようなリーダーが求められているのか、またこれからのグローバル社会をリードしていく人材とはどのような素質を持っているのか。

これらのことを、1時間という短いお時間でしたがお伝えしました。

目次

    ■リーダーシップは見つけてはいけない(石井パート)

    皆さんにとって、「リーダーシップ」とはどのようなものでしょうか。

    私は、イギリスにMBA留学をする前には、「リーダーシップとは、どこかに正解があり、それを学ぶことでリーダーになることができる。」と考えていました。

    確かに、世の中には「○○リーダーシップ」という言葉が数多く存在します。私も、MBAのコースの中で、また多くのアカデミック(学術的)な文献も読み、これらを学びました。

    しかし、大切なことはこれらのリーダーシップを知ることでしょうか。

    また、知ることは、すなわちリーダーの誕生を意味するのでしょうか。

    答えは、NOです。

    リーダーシップとは、自分自身の強みを知り、それを活かすことで誕生します。

    つまり、リーダーシップを発揮するためには、それを見つけることが重要ではなく、自分だけのリーダーシップを開発する必要があるのです。

    ■セルフマネジメントからはじまるリーダーシップ(藤田氏パート)

    「リーダーシップ」とは、何でしょうか。

    歴史的に、世界にはさまざまなリーダーが存在しました。

    例えば、坂本龍馬は日本の変革に寄与しました。また、世界的にはスティーブ・ジョブズ。政治家としては、イギリスのチャーチル元首相も有名です。

    これらのリーダーに共通する要素は何でしょうか。

    ドラッカーは、

    リーダーシップとは、人の視座を高めること、仕事の基準を高めること、そして、それまでの限界・制約を超えて人間性を創ることである。

    と述べました。

    つまり、リーダーとは現状にポジティブな影響を与えて、さらに高い次元に引き上げる力を持っている人物のことです。

    その上で、大切なことは何か?

    それは、自分自身の資源をマネジメントすることです。

    ドラッカーは、

    ・Remember who you are. Take your responsibility.

    (あなたが誰かを思い起こしてください。そして、それに自ら責任を持ってください。)

    ・You cannot other people unless you manage yourself first.

    (自分自身をマネジメントして、はじめて他者をマネジメントできるようになれます。)

    と述べています。 ※意訳しています。

    つまり、リーダーシップを発揮する上での出発点は、セルフマネジメントなのです。

    ■おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    今回は、「今、アップデートしたいリーダーシップ~ドラッカーのマネジメントと現場実践から学ぶ~」のイベントの一部をコラムという形式でお伝えしました。

    皆さんにとって、何か心に残るメッセージや考えはあったでしょうか。コラムでは書き切ることができなかった3名の登壇者によるパネルディスカッションや質疑応答については、アーカイブ配信からご覧になれます。

    本イベントのアーカイブ配信はをご覧になりたい方はお問い合わせください。

    また、定期的にイベントを更新しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。

    石井 健博

    ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
    営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
    趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。

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