ALVAS JOURNAL

<メンバー紹介 第六弾> 西山正雄~初めての営業職、0からのチャレンジが僕のこれからを変えた~

 

こんにちは。アルヴァスデザインの正井です。

アルヴァスデザインメンバー紹介のコーナー

第6回目は人材開発事業部から西山正雄さんにご登場いただきます~!
是非ご覧ください。

 

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西山 正雄(入社3年目・ 人材開発事業部 プロデューサー)

略歴:2018年8月 営業職を志願し入社。プロデューサー職として今年で3年目を迎える。顧客志向を備えた安定感抜群のプロデューサー。研修講師として登壇も行う。

 

Who are you?~君は何者?

もっと大きな世界が見たいな…と思いチャレンジしたのが「営業」です。新卒で入った親父の会社とは、また違う景色を見たくなりまして…。

正井:これまでの経歴を教えていただけますでしょうか?

西山:大学4年の時に普通に就職活動はしていたんですが、変に素直すぎるところが災いしてか失敗し続けていました。
企業の下調べはしていたものの、一次面接に通らなかったんですよね。

正井:それは意外ですね。

西山:そうなんですよ。何だかだんだん自分に自信を持てないところも出てきてしまって、「つまらん!」と思いました(笑)。

それで実家が水道工事店を営んでいるので、「親父頼む!入るわ!!」と言って、入社させてもらいました。
せっかくの新卒カードをそこで使ったんです。大学の教授には反対されましたけどね(笑)。

そのまま入社日をむかえて、初日にいきなりトラックに乗り、現場でパイプ持って、繋いでみたいな業務に入っていきました。

正井:いきなり現場で業務開始だったんですね!(笑)

西山:そうなんです。研修みたいなものは一回もありませんでした。
そこから3年程、現場仕事を続けました。

10名程の会社だったのですが、その中に日本語が話せないペルー人が2名いました。
僕は生まれた時から彼らを知っていて、仲は良かったのですが、彼らは現場で他の業者とやり取りする時に言葉の壁にぶつかっていました。その間に入り通訳するところがきっかけで、工事業務の事をあまり知らない僕が管理者になりました。
施工管理 兼 営業という、中小企業にありがちなポジションのスタートですね。
ちなみに営業部では営業をしたことがなかった僕が主任でした(笑)。

そして、入社4年目の夏口あたりに他の世界が見たいという思いが強くなっていきました。

正井:26、7歳あたりですかね?

西山:そうですね。27になる年です。
どの業種もそうだと思うんですが、専門性が高いなと思っていて、水や水栓の特性に始まり、国が整備するインフラの仕組みについて触れる機会が多くなってきました。自分にとっては面白かったんですが、逆に、この業界しか知らないのか…という思いにもなりました。

そこで、違うものや別の角度から物事を見たくなって、「よし退職しよう!」という感じになりました。

正井:入社当初は目先の業務に一生懸命だったけれど、だんだんと業界の特性や仕組みがわかってきて、今度はその「仕組み」という部分に興味が出て、別の業界の仕組みも知りたくなったと?

西山:そうですね。インフラ繋がりで電気はどうなっているんだろうとか、ガスはどうなっているんだろうとか興味津々でした。

正井:退職してからどこに行かれるのか、予想がつきません(笑)。

西山:そうなんですよね(笑)
「どの業界に行きたい!」というのが一切なかったんですが、こういうことを知るためには様々な人とコミュニケーションを取る事が必要だなと思い、それをかなえられるのは「営業」だと思いました。

正井:なるほど。そういう観点で「営業」という職種に絞られたんですね!

西山:そうなんです。ということで「業界問わずの営業職志望」で転職活動を始めました。
メーカー、商社、営業アウトソーシングの会社等を受けたりしていて、たまたまと言えばたまたま、縁と言えば縁で入社したのがアルヴァスデザインでした。

なぜアルヴァスデザインを選んだの?~Youは何しにアルヴァスへ?~

皆、良い人達なんだけど、良い意味でトゲもあるというか、面白いというか…
ただ、そんなアルヴァスデザインの雰囲気は好きですし、「あっ、これだ!」って思いました。

正井:色々なことを知りたいと思い、営業職を志望、それで行き着いたのがアルヴァスデザインということですね。

西山:そうです。入社理由はシンプルで「営業のことを知りたいです」でした。

正井:そんな中でもアルヴァスデザインだったのは?

西山:雰囲気ですね。
前提として前職が建設現場だったので、時折、荒げた声が飛び交うところもあったんです。
次はそんな要素のないところがいいなと思いましたね。
なので、面接官や、面接の部屋に案内してくれる方の対応や会社の見た目含めた全ての雰囲気を注視していました。
受けた他社の中には圧迫面接もありましたし、求めている雰囲気とは異なるところも多かったんです。
その点、アルヴァスデザインの雰囲気がダントツで良かったんです。

正井:その良い雰囲気というのは具体的には?

西山:言葉のトーンと目線かなと思います。
さかのぼると西山っていじめられてたじゃないですか。

正井:いや。知らないです(笑)。

西山:実はそういう時期があって、人と関わるのが苦手だった時期があったんですね。
喋るのも苦手になってしまって、その時の回避行動として、傷つかないようにしようって無意識的に思うようになってしまってたんですよね。
例えば、相手が怒りそうな言葉を使っていないか勘ぐったり、怒らせるような行動をしないようにしたり、怒りそうだったら早めに逃げるっていう相手の細かいところにアンテナを張るようになっていました。
相手の声色や目線を非常に気にするようになっていたんだと思います。

正井:その点からアルヴァスデザインは安心できると?

西山:そうですね。シンプルにこの人たちは良い人達なんだなと思いました。

正井:幼い頃からつらい経験をされた分、人を見る目は養われたと思います。そこでしっかり見極めをつけられたんですね。

西山:そうですね。

正井:入社後すぐに人材開発の業務に取り組まれてきたのでしょうか?

西山:入社当初に「うちの営業は、営業だけでなく研修プログラムを作ったり、講師として登壇もするけど大丈夫?」と聞かれ、よくわからないまま元気よく「大丈夫です!」とだけ答えていました。
それが2018年の8月頃です。

正井:そこからの3年間の歩みを教えてください。

西山:研修というものを知らなかったんですが、まずは、研修のオブザーブという形で、研修に触れることができました。その際に「これは面白いな」と思いました。
もともと勉強が嫌いで、授業も嫌いだったんですが、アルヴァスデザインの研修はそんな感じがなかったんです。面白い表現をしたり、相手に考えさせたりとか工夫されていました。

正井:いきなりの好印象ですね!

西山:そうなんです。そして、こういうサービスを届けられるのは素晴らしいなと思いました。
ただ、自分が講師という立場になるとアルヴァスデザインの提供しているものを自分が講師として行うにはあまりにもレベルが高いものでした。
面白さと同時に歯がゆさを感じたスタートでした。

正井:単純に人材開発ってどういう形で中途社員が業務に入っていくんですか?

西山:最初はオペレーション業務から入っていきます。
研修備品の準備とか、諸々の手配などの業務です。
これは、前職での経験が活きて、そこはスムーズに入っていけました。

正井:それは何よりです。

西山:一方で、人と関わる仕事に課題がありました。
例えば、講師のアサインやお客様とのコミュニケーションする際に、
「何を言ったらいいんだろう」「どういうことを言ったら正解なのかな」
ということを考え悩み出したのが最初のつまずきでした。

他のメンバーを見ていると、相手の心をつかんでしっかり巻き込むことができていて、当時は本当に凄いなと思っていました。
そこから、まずはできることだけをやっていこうと1年半くらいかけて徐々にクリアしていきました。

正井:その後は自分で研修を担当されるようになっていかれたんですね?

西山:内定者向けの研修の講師を任されるようになりました。

正井:具体的にはどういった研修内容でしたでしょうか?

西山:携帯電話の販売に就かれる方々に、社会人としての基礎を教えていました。
挨拶や名刺の渡し方、営業の初歩の部分を2日にわたって実施するというのを20回以上やりましたかね。きつかったですけど、楽しかったです。

正井:登壇されると本人の経験値も格段に上がりそうですね。

西山:上がります。

正井:それをやられている期間、西山さんの中での一番の変化は?

西山:話の組み立て方が変わりました。

研修って色々な進め方があると思います。
資料を読み進めるやり方もあると思いますが、僕の場合は、長時間のプレゼンテーションという感覚で進めています。

正井:なるほど。それは面白いですね。

西山:元々の言いたい事、いわゆる結論みたいなものは資料を見れば分かります。
これを目の前にいる受講生にどう伝えるかが講師の仕事だと思っています。
その力がつきましたし、そうなるための準備をするマインドも身につきました。
例えば、抽象的な表現の部分には具体例を自分の言葉で差し込みイメージを持たせる。
逆に具体例が多すぎて散らかっているなと感じた時は、要するに~という感じで道筋を立てます。
時には自分の失敗談なんかも織り交ぜながら、飽きさせない工夫もしています。

正井:正しく伝える力を身につけたんですね。

西山:はい。そして、その後、当時の上司と連携をするようになって、少しずつクライアントを持つようになってお客様も紹介していただきました。
そこで営業の経験を積んでいき、それから代表の高橋さんと一緒に大きな案件にジョインするようになりました。
その時期に運営でつまずくこともありましたが、修行を重ね、なんとか一通りこなせるようになりました!

正井:このあたりで自信がついたという感覚でしょうか?

西山:求められているものからは程遠いかもしれませんが、自信は持てました。
このあたりから矢野さんと仕事をするようになって、矢野さんの背中を見ながら学び、現在に至るという感じです。

どんな時に仕事が楽しいと感じますか?

受けたくても、研修を受けたことがなかった自分…、その分受講生には最高の研修をプレゼントしたいんですよね。

正井:仕事のやりがいってどのあたりで感じられますか?

西山:水道屋の時にも通じるんですが、研修の納品が完了した時ですね。
全日程が滞りなく終わって「良かったなぁ」と思う時が一番です。

弊社のプロデューサーの中には企画すること自体が好きという方も多いんです。
でも僕は講師がどう伝えたかまでが気になるんです。現場目線で終わりを見届けたいんです。

正井:良い仕事をしたなと実感できる時はどんな時ですか?

西山:講師をやっている時ですね。直接反響を得られるのが良いです。とにかく、自分は受講生に寄り添った登壇をします。

正井:受講生側に寄り添う意図はどういったところでしょうか?

西山:そこは明確で、自分だったらこういう研修を受けたくないなと思うことはやりたくないんです。
何より自分がアルヴァスデザインに来た時、初めて受けた研修が面白かったんです。
そういうことを自分はやっていきたいという信念がありますね。

正井:研修では、ユーザー目線を大事にされているということですね。
原体験が信念となって繋がっているというのもとても興味深いです。

西山:ありがとうございます。そうなんです!

アルヴァスデザインのここがすごい!

人の良さです。「誰かを思う気持ち」というのは、皆の心にセットされています。

正井:最後に会社の魅力を教えてください。

西山:やっぱり人の良さでしょうか。
ここからは主観なんですが、皆が向いている方向っていうのは様々です。
ただし、その人たちの根っこの部分に「誰かのことを思いやる」という部分が標準装備されています。
向いている方向が違うけれど支えあう文化があることを感じますし、魅力です。

正井:苦い経験があったからこそ、ユーザー目線になれた。だからこそ正しく伝えたいし、楽しんでもらえたいと思える、人の気持ちのわかる素晴らしい方だと思いました。本日は、ありがとうございました。

西山:ありがとうございました。

 

健康業界で複数の新規事業立上げや、独立系SIer企業で技術系人材紹介、派遣業を経験。人や事業の「成長」をサポートすることにやりがいを感じ、アルヴァスデザインの人材紹介事業部に参画。
家では息子のヤックル的存在。

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