ALVAS JOURNAL

2020年度:イベントレポートVol.6.0 With コロナ時代の新しい営業マネジメント OKR+1on1 マネジメントとは~

こんにちは。株式会社アルヴァスデザインの伊藤です。

株式会社アルヴァスデザインは、10月に2回のセミナーを実施しました。
今回は、その第2弾になります。

【概要】

・日 程 :10月8日(木)
・タイトル:With コロナ時代の新しい営業マネジメント OKR+1on1 マネジメントとは~
・形 式 :オンライン

【10月のイベントレポート一覧】

・イベントレポートVol.5.0 10月7日(水)インサイトセールス

・イベントレポートVol.6.0 10月8日(木)With コロナ時代の新しい営業マネジメント OKR+1on1 マネジメントとは~

 

マネジメントの在り方とは?

コロナウイルスの影響が世界的に広がっている中で、皆さんのビジネス環境や働き方なども大きく変わったと思います。

例えばこんな話を聞きます。

多くのマネージャーの方々は、在宅ワークの状況で「組織やチームマネジメントがしにくくなった」などと環境の変化に応じることの難しさを肌で感じているのが現状です。

しかし、コロナウイルスの影響をわれわれの力で止めることは難しいです。

では、どうすればよいのでしょうか。

 

営業部門とマネジメントにおける相関性とは?

企業の営業部門が抱えている主な課題や問題について考えていきます。

ここでは代表的な課題の例を見ていきます。

・提案営業力の弱さ

・新たな取り組みの不足

・情報共有の欠如

・コミットメントの希薄さ

などが挙げられるかと思います。

 

これらの課題は従来から現在にかけて起きていると思います。

では、一体どうしてなくならないのでしょうか?

上記の課題をより深堀をしていくと、必ず根本的な原因があります。たとえ表面的な課題を解決しても、また新たな課題が発生し、その課題を解決をして、とスパイラル上に課題が発生しているのではないかと思います。

これらのような課題を解決できないのには、組織自体が課題を抱えているのかもしれません。

では、下の図をご覧ください。

 

パフォーマンスマネジメント

左の図は、従来のウォーターフォール型と呼ばれるトップダウン形式の組織です。

この形式の特徴としては、与えられた内容に対しての結果、成果を出すことを目的としています。

また、仕事を取り巻く環境が変化すると、脆弱な組織になりやすい点が挙げられます。

 

しかし、VUCA時代の到来により、この従来のトップダウン形式が通用しなくなってきたのです。

そして、現在唱えられているのが右の図。OKRを意識したパフォーマンスマネジメント型です。

この形式の特徴としては、会社のビジョンに向かって成果を出すことを目的としています。会社の在りたい姿、自身の在りたい姿をイメージしながら、プロセスを踏んでいきます。組織として仕事をしていく上で、それぞれが自律し、より主体的に成果を出すことを意識できるような傾向にあります。

 

当セミナーでは、これらの課題を解決するための一助として、「OKR」や「1on1ミーティング」を用いた組織マネジメントの仕方について紹介していきました。

 

セミナー内容の抜粋

「OKR」とは?

OKRとは目標の設定・管理方法のひとつで、 Objectives and Key Results(目標と主要な結果) の略称です。

OKRは、米・インテル社で誕生し、GoogleやFacebookなど、シリコンバレーの有名企業が取り入れていることで、近年注目を集めており、日本の大手企業においても導入されています。

OKRの主な特徴は、従来の計画方法に比べて高い頻度で設定、追跡、再評価することと言われております。

 

O    Objective  目標について

  • 定性的な目標
  • チームを鼓舞するようなチャレンジングなもの
  • シンプルで覚えやすいもの

 

KR Key Results  主要な結果について

  • 定量的な指標で、数値で測れる
  • 数は3つくらい(2~5個程度)
  • ストレッチゴール(ストレッチ目標)

また、OKRのゴールはすべての従業員が同じ方向を向き、明確な優先順位を持ち、一定のペースで計画を進行することとされています。

 

さらに当セミナーでは、組織マネジメントをしていく上で、重要なポイントが伝えられました。

 

トップ主導:トップ(経営層)がOKR 設定をする。

運用が命:OKR を作っただけでは効果が出ません。結果を求めるには、プロセスが命です。

トライ&エラー:常に変化に対応し、継続することでアップデートをしていきましょう。

トレーニング&ワークショップ:研修や学習機会への投資を積極的に取り入れましょう。

クラウドサービス:現場に負担をかけないITやAIの 活用が求められています。

 

お客様の声

セミナーにご参加いただいたお客様からは、このような声をいただきました。

・自部署の現状を考えるとMBOは合っていないと感じていた為、OKRの考え方について触れることができ非常に参考になりました。

・評価の仕組みもKPI設定もそうですが、ウォーターフォールフォール型のため、1on1をしても、結局は会社が重視するポイントによってしまう部分が課題と感じます。小さい単位で確実にやっていくことの重要性を質疑で御座いましたので、あきらめずに取り組みます。

・非常に高い目標設定とそのチャレンジを評価し支援するという考え方は昔からあるものの(新規事業企画等)、その一方で目の前の事業計画の達成も当然ながら優先度が高く、両方を求められると前者が疎かになるというのが自社の状況だったりします。 OKRも1on1もとにかく経験を積むことが重要というのはその通りだと思いますので、自分の働き方改革としてまずは身近なことから実践してみます。

 

まとめ

当セミナーでは、今後将来、組織マネジメントをしていくうえで必要になってくる「OKR」や「10n1ミーティング」について紹介しました。引き続き、弊社ではマネジメントに関するセミナーを開催していきます。
ご期待ください!

 

【10月のイベントレポート一覧】

・イベントレポートVol.5.0 10月7日(水)インサイトセールス

・イベントレポートVol.6.0 10月8日(木)With コロナ時代の新しい営業マネジメント OKR+1on1 マネジメントとは~

北海道生まれ札幌育ち。2020年9月入社。
大学卒業後、公立教員、某大手アパレル企業にて勤めたのち、プロデューサーとしてアルヴァスデザインに参画。丁寧かつ親切な対応を心掛けています。趣味は温泉巡りで、好きな言葉は「一期一会」

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