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働き方5.0(落合陽一 2020年 小学館新書) いま、営業という仕事を考え直そう!

こんにちは。石井です。

 

皆さんにとって、「営業」とは何のことでしょうか。

恐らく、このコラムを読んでくださっている方々の多くは、営業に関係した仕事をしていると思いますが、「営業」という言葉を再度考えたいです。

私がそう思う理由は、コロナウイルスによって明らかに働き方が変わったためです。そして、このコロナウイルスは、テクノロジーを社会により浸透させ人々の働き方を大きく変えました。

 

 

 

 

今回ご紹介させていただく本は、落合陽一氏の「働き方5.0」です。

メディアアーティストとして活躍している落合陽一氏による洞察は、これからの働き方を考える上でのとても良い参考になります。

 

この本から、営業とはどういう働きのことなのか…

さらに考えるようになりました。

 

しかし、「今のビジネスを継続しつつ、新しいビジネスモデルの開拓を検討したい」と考えている企業は71%もあり、大手企業の5社に1社程度は、抜本的なビジネスモデルの変革・創造の必要性を感じているそうです。

つまり、多くの企業が必要性を感じているものの未だ動き出せず、成果を出すために模索をしているということです。今、そういった将来に対して不安を持っている企業が多いのではないでしょうか。

 

1. これまでの働き方

皆さんは、Society5.0という言葉をご存知でしょうか。

https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

 

内閣府が発表している言葉で、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」と書かれています。

 

動画も掲載されているので、良かったらご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=xQnnAih8KIo

 

「これからの社会は、こう変わっていくのか~。」と感じ、見入ってしまったのですが、これまでの社会も時代と共に変化をしてきました。

【これまでの社会の変遷】

・1.0 狩猟社会

・2.0 農耕社会

・3.0 工業社会

・4.0 情報社会

 

この次にくる社会が、Society5.0と言われています。

では、私たちはこのSociety5.0を生き抜くためにどのように働けば良いのでしょうか。

そのためのヒントが、「働き方5.0」に書かれています。

 

2. これからを生き抜く、クリエイティブ・クラスとは?

これからの時代を生き抜くために必要なこととして、クリエイティブ・クラスになるということが書かれています。これはどういうことかというと、「創造的専門性を持った知的労働者」のことです。

少しかみ砕くと、世間一般的に知れ渡っている知識(=形式知)ではなく、知ることができなかったり盗むことができなかったりするような知識(=暗黙知)を使って勝負する人のことです。

 

これらのクリエイティブ・クラスには、ロールモデルが存在しません。なぜならば、ロールモデルがいる時点で、それは形式知であり誰でも真似できてしまうからです。

ここから読み取れることとしては、これまでのできる営業の必勝パターンである「成果の出ている先輩の真似をする」という論理が崩壊しつつあるという現実です。

つまりこれからを勝ち抜く営業は、誰かの真似をすることではなく、唯一無二の存在を目指す必要があるのです。

 

3. 「勉強」よりも「研究」を!

では、どのようにすればクリエイティブ・クラスになれるのか。

この本には、興味深いことが書かれております。

 

それは、「勉強」よりも「研究」をすることだということです。

私は、「勉強」と「研究」の違いをまるで理解していなかったのですが、皆さんはこれを説明できますか?

本によると、「勉強」と「研究」の違いは、「新しいものを発見する」ことにあるとのことです。

つまり、本などからこれまで明らかにされた事象を学んだり、受験勉強をしたりすることは「勉強」です。「研究」とは、それにとどまらず「新しいものを発見する」ことなのです。

営業現場においては、「どこも似たような提案」といったような提案のコモディティ化が起きています。

これまでの営業は、「勉強」をすることで商談を優位に進めて、提案を勝ち取ることができました。

ただ、これからの営業は「研究」をすることで、全く新しい提案をする必要があるのだと思います。

 

4. 天才でも秀才でもない、変態へ

営業現場においても、良い意味で目立つということが大事になってくると思います。

AIが発達し、これからさらに発達していきます。2045年にはシンギュラリティといって、機械学習のスピードがすさまじくなり、知性が完全に人間を超すと言われています。

このような時代の中で、生き残るには「変態」くらい飛びぬけている何かを持つ必要があるのかもしれません。

普通のことをしていては、目立つことはできないですし、そもそもAIにとって代わられてしまうかもしれません。

目指せ!変態です。笑

 

5. おわりに

営業とマーケティングの仕事をしていると、この2つの職種はデジタルトランスフォーメーション(DX)を、最もすべき仕事なのだと感じます。そして、最もしやすいのだとも思います。

コロナウイルスが我々に問いかけたことをしっかり考えて、働き方を変えていく。これからの時代を生き抜いていく…。

時代に合わせて変化をして、これからの良い社会を創っていきましょう!

 

本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒働き方5.0

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ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。

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