ALVAS JOURNAL

2020年度:イベントレポートVol.4.0 ドラッカーマネジメントの原理原則

こんにちは。株式会社アルヴァスデザインの石井です。

株式会社アルヴァスデザインは、6-7月にかけて4回のセミナーを実施しました。
今回は、その第四弾になります。

【概要】

・日 程 :7月1日(水)
・タイトル:ドラッカーマネジメントの原理原則
・形 式 :オンライン

【6-7月のイベントレポート一覧】

・イベントレポートVol.1.0 6月16日(火)7つの習慣(R)forセールスパーソン

・イベントレポートVol.2.0 6月25日(木)セルフリーダーシップ

・イベントレポートVol.3.0 6月26日(金)インサイトセールス

・イベントレポートVol.4.0 7月1日(水)ドラッカーマネジメントの原理原則

目次

     

    コロナウイルスが、われわれに問いかけたことは何か?

    コロナウイルスの影響が世界的に広がっている中で、皆さんのビジネス環境も大きく変わったと思います。

    今まで通りにオフィスに来て、マネージャーの目の届く範囲内で仕事をするという状況から、在宅ワークへとシフトしたことは特に大きな変化でした。

    ・部下が今、何しているかわからない
    ・部下に正当な評価ができるかわからない
    ・部下がしっかり仕事をしているのかわからない

    これらは、実際にご活躍されているマネジメント層のかたからいただいた声になります。

    多くのマネージャーのかたがたは、在宅ワークの状況で「マネジメントがしにくくなった」と感じていると思います。
    しかし、コロナウイルスの影響をわれわれの力で止めることは難しいです。

    では、どうすればよいのでしょうか。

     

    マネジメントの父と呼ばれているピーター・ドラッカー著の「マネジメント エッセンシャル版」の帯に

    「変化」のときこそ、「基本」に戻らなければならない。

    と書かれている文章を見つけました。

    そう、我々はコロナウイルスの影響によって激変するときだからこそ、原理原則に戻らなければならないのです。

     

    原理原則とは?

    原理原則とはどのようなものでしょうか?

    弊社では、

    ・原理原則を守れば必ず成功するものではない
    ・しかし、原理原則を守らなければ失敗する可能性が高まる

    と捉えています。

     

    ピーター・ドラッカーも有名な言葉を残しています。

    「いかに余儀なく見えようとも、またいかに風潮になっていようとも、基本と原則に反するものは、例外なく時を経ず破綻する。」

    変化が激しいときだからこそ、我々は原理原則に立ち戻らなければならないのです。

     

    セミナー内容の抜粋

    「マネジメント」とは?

    と質問されたら、どのようにお答えになりますか?

     

    実際にセミナーでは、

    • 資源を生かして経営する
    • メンバーをスッキリさせる
    • 協働により目標を達成する
    • 先ず自分を律し、メンバーを活かし成果を継続的にあげる
    • 資源を活かして組織を活性化
    • 仕組み

    このような回答をいただきました。

    これだけ、マネジメントという言葉が使われているにも関わらず、実はマネジメントの定義というのはあいまいなのです。

     

    ピーター・ドラッカーは、

    「マネジメントとは、人をして何かを生み出させることである。」

    と定義しています。

     

    マネジメントを、「創造」と「管理」に分けた場合には

    主述関係でいうと、「創造」が主であり、「管理」が述になります。

    例えるならば
    ○○というものを生み出したい(主)から、こういう数字目標(述)をたてよう。

    ということになります。

     

    また、時代の変化によってマネジメントスタイルがどのように変化しているでしょうか?

    という問いに対しては、セミナーのご参加の皆様からは次のような回答をいただきました。

    ・どの時代も管理管理管理が多い印象…

    ・方向性を示してメンバーを牽引していくことから、現代は方向性を探しながらメンバーと助け合ってゴールに達成していくようなことに感じました

    ・以前は、顧客満足度や売上・利益の数字でしたが、今は従業員満足度や社会貢献などと多様化していると感じています。

     

    お客様の声

    セミナーにご参加いただいたお客様からは、このような声をいただきました。

    ・マネジメントの難しさを改めて痛感しました。対話を通してもっと部下への理解を深めていきたいと感じました。

    ・振り返ってみると、自分がいかに部下メンバーのことを理解していないかを実感しました。ありがとうございました。

    ・表層的な強み、弱みに着目するだけでなく、部下の価値観にも注意を向けたいです。

     

    まとめ

    先が見えない状況が続くときこそ、マネジメントの力が問われます。

     

    まずは、原理原則に立ち返り、そこから自分らしいマネージャー像を探していくことも良いかもしれません。

     

    【6-7月のイベントレポート一覧】

    ・イベントレポートVol.1.0 6月16日(火)7つの習慣(R)forセールスパーソン

    ・イベントレポートVol.2.0 6月25日(木)セルフリーダーシップ

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