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強く生きる言葉(岡本太郎著 2003年 イースト・プレス)力強く生き抜くための魂の言葉

こんにちは。石井です。

皆さんは、岡本太郎氏をご存知でしょうか。

岡本氏は、芸術家として活躍し、1970年(昭和45年)に大阪で開催された万国博覧会で『太陽の塔』というモニュメントを創りました。

芸術家としての活動の他、多くの書籍を残しております。岡本氏の言葉からは、大きな勇気をもらうことができ、力強く生き抜くためのパワーをもらうことができます

営業活動で少し疲れてしまったとき、思ったように仕事が進まないとき、岡本氏の言葉は大きな力になるでしょう。

目次

1. プレッシャーのかかるとき

営業活動には、勇気が求められますよね。

例えば、

  • お客様先への飛び込み営業
  • 新規のテレアポ業務
  • お客様へのプレゼンテーション

など、さまざまなシーンで「勇気」が求められます。

このようなシーンでは、「成功したらいいな。」「うまくいくといいな。」ということを考えます。そして、考えれば考えるほど、マイナス思考になり、「失敗したらどうしよう…。」と落ち込むこともあるでしょう。

営業活動は大きなプレッシャーがかかる、そして、その度に自分の弱さを感じる…こういったことは珍しくありません。

そんなとき、岡本氏の言葉からは大きな勇気をもらえるかもしれません。

こんなに弱い、なら弱いまま、

ありのままで進めば逆に勇気が出てくるじゃないか。

もっと平気で、自分自身と対決するんだよ。

営業活動では、「成功せねばならない。」という想いから、思い切った一歩を踏み出せないことがあります。しかし、岡本氏の言葉を読むとスッキリしませんか。

営業活動で本当に大切なことは、売上を出す、成果を出すということよりも、お客様のことを真剣に考えて行動することです。そのためには、ただ「ありのままに進めば良い」のです。

2. 失敗したとき

ありのままに突き進んだ結果、思ったような成果を手にできなかったときには、どうしたらよいのでしょうか。

営業活動でプレッシャーが高いときこそ、失敗してしまったときのダメージは大きいですよね。ただ、落ち込んでばかりもいられません。

悩んだり考えこんだりする時間があったら、もう一度

その失敗したことをまったく新しい気持ちでやってみるんだ。

この岡本氏の言葉、パワフルですよね。

失敗したときに、「まったく新しい気持ちになる」ということは、なかなかできるものではありません。失敗をしたら、その失敗を引きずり、「次こそ失敗をしないようにしよう。」と考えるからです。

ただ、失敗をしないようにしようという気持ちが強いほど、次の挑戦では消極的になってしまうこともあります、自分を出し切れないときもあります。

「まったく新しい気持ちになる」ということは、営業活動では大切なことなのかもしれません

3. 組織が一つにまとまらないとき

昨今では、ダイバーシティという言葉の元、色々な人の意見を聞き入れることが重要視されています。これは素晴らしいことです。

ただ、互いの意見を聞き入れることが目的化して、皆が好き勝手な方向に走り出していては組織として活動する意義が半減してしまいます。

ほんとうの調和というのは、

お互いに意見をぶっつけ、フェアにぶつかりあうこと。

このような言葉を岡本氏は残しています。

私たちは、「嫌われたくない」「傷つきたくない」という想いから、つい自分の意見を言わない、他人の意見を受け入れるということを、無意識のうちにしてしまいます。

ただ、組織として一枚岩となってビジネスをするためには、「ほんとうの調和」が必要なのかもしれません。

4. おわりに

いかがでしたでしょうか。

本日は、岡本太郎の書籍をご紹介しました。

芸術家として有名な氏ですが、残した言葉にも大変な魅力を感じます。

私たち営業パーソンは、プレッシャーがかかる仕事をしています。また、失敗したときにもすぐに立ち上がることも求められています。

そんなとき岡本氏の言葉は、大きな勇気となるのではないでしょうか。

気になった方は、ぜひ岡本太郎の書籍をご覧ください。

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ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。

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