今の時代、履歴書はAIでチェックされると思いなさい。
こんにちは、石井です。
私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。
現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。
こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。
過去の記事はこちらです。
目次
1. MBAと就活は同時に始まる
私が通う一年間のMBAコースでは、早くも卒業後の就職をどうするのかという話が始まっています。
早すぎない?
と思う方、私もそう思ったのですが、全くそのようなことはありません。
その理由の1つが、「どのような人生を送りたいか」「どのような仕事をしたいか」という問いを考えることは、MBAでの学びも大きく左右させることになるからです。
確かに、就職活動だけを考えたら、いま始めなくても良いかもしれません。しかし、将来の人生や仕事のことを考えると、この時期のMBA開始前に就活もスタートを切ることが必要なのです。
2. キャリアは一人では作れない
MBAコースで、繰り返し言われることが「助け合い」です。
ダイバーシティなメンバーが集まっており、得意な分野もまるで違います。だからこそ、互いの強みを理解し合い、それを活かして助け合っていくことが求められます。
もちろん、多く実施されるグループワークやコンサルティングプロジェクトなどでは、互いの強みが発揮される顕著な例になることでしょう。
驚くべきことは、キャリアにおいても助け合いをしようというものです。
これは、単にクラスメートからの紹介で入社をしようというものではなく、互いの知っていることを共有し合い、互いに刺激のある質問をし合い、そして互いにより良いキャリアを築いていくことを意味しています。
3. どのような行動によって、共創的なチームができるか?
互いに助け合うためには、共創的なチームでなければなりません。
そこで、「どのような行動によって、共創的なチームができるか?」を、MBAのクラス全体で考えました。
下記は、回答の抜粋です。
- 共通ゴールと目的を持つこと
- コミュニケーションを大切にすること
- 互いに尊敬し合うこと
- 互いのバックグラウンドを理解しようとすること
- チームにコミットすること
- チームワークの精神を持つこと
- オープンマインドであること
- 傾聴すること
いかがでしょうか?
私は、「互いのバックグラウンドを理解しようとする姿勢が大切だ」という発言をしましたが、皆さんは、どのように考えますか?
4. 誰が履歴書を見るのか
私の知る限り、日本のビジネス界では履歴書は人間が見ています。
しかし、今の時代は人間だけが履歴書を見るのではないということがわかりました。
AIが履歴書を見る時代だから、それに対応するような履歴書を作らないといけないよ!
私は、この言葉に大きな衝撃を受けました。確かに、これだけテクノロジーが進化している世の中なので、日本のビジネス界にも履歴書をAIが見る時代は来るのかもしれません。
その上で、AIに対応した履歴書とは何でしょうか。
5. AI対応の履歴書を作る
まず、AIが対応できない履歴書とは何かを考えてみましょう。
それは、
- グラフ
- 絵
など、普段私たちが右脳で理解しようとしているものです。
履歴書にグラフや絵を挿入しようとする方は、稀だと思いますが、AIが苦手とする右脳に訴えかけるようなものは避けた方が良いということは認識しておきましょう。
続いて、AIが対応できるように意識すべきことは下記になります。
- シンプル表現で、誤字脱字をなくす
- 良く使われるフォントを使う
- 時系列に並べる
- 会社にあったキーワードを使う
- 成果がわかるようにする
このように、履歴書は人間だけではなくAIがチェックする前提で作っていくことが、これからの時代には必要になってくるのです。
6. おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、キャリアの中でも履歴書に関する話を中心にシェアでした。
これからの時代はテクノロジーがさらに飛躍していくことでしょう。このような時代には、AIに対応した履歴書を書いていくことが非常に重要になるかもしれません。
本記事が参考になったという方は、ぜひ履歴書を一度見直してみるのも良いかもしれません。
~イギリスであったこんなこと⑥~
アジア系のスーパーでは、日本のお米を買うことができます。
面白いことに、どのお米にも「SUSHI」という文字が入っています。
日本と言えばSUSHI、日本米と言えばSUSHIという感覚で、日本は世界からSUSHI大国だと思われています。笑
石井 健博
ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。