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スタンフォードのストレスを力に変える教科書(ケリー・マクゴニガル 2015年 大和書房) 営業パーソンにとって、ストレスは必要なエネルギーなのだ。

こんにちは。エディです。
本日は、マーケティングを担当している私から見て、ぜひ営業パーソンに役立つのではないかという本をご紹介します。

現代は「ストレス社会」と言われています。
ストレスに関する本や記事は多数存在し、多くの人がストレスとどう向き合うかということを考えてきました。

皆さんは、ストレスにどんなイメージをお持ちでしょうか。
人それぞれ回答は異なるでしょうが、ポジティブかネガティブかと言われたら、ネガティブなイメージを持つ人が多いように思えます。

私も、ネガティブなイメージを持つ一人でした。
ただ、この本を読むとその考えは180度変わったのです。

つまり、ストレスにポジティブなイメージを持つようになりました。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書(ケリー・マクゴニガル 2015年 大和書房)

1. ストレスに向き合おうかな、そこで出会ったのがこの本

日常生活って、ストレスの連続じゃないですか!?

私は、そう強く思っていました。

何かしらに我慢して、少しずつ溜まっていくストレスを、趣味などに没頭して吐き出す。
または、ストレスを溜めないように溜めないようにと思って生活する…。ただ、それがまたストレスになったりもするのです。

さて、ストレスって何だろう。

私はこれにストレートに答えられませんでした。
ただわかっていることは、ネガティブなイメージ…。心の中がゾワッとする感覚。

このようにストレスのことを考え始めた矢先、メンタリストのDaigoがストレスについて話をしていました。

Diagoいわく、「ストレスは必要だし、ポジティブなもの」らしい…。
全く理解できない私でしたが、とりあえずDaigoが推薦していた本を読むことにしました。

そうです、その本こそ本日ご紹介させていただく「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」なのです。

2. 学び①:ストレスは人間にとって良いものなのだ

「ストレスのない世界に行きたい。」

ただ、この考えは全くもって良いものではないのです。
例え、ストレスがない世界があったとしても…です。

ではなぜか。

答えは、「すべてが上手くいきストレスを感じないと、同時に充実感もなくなるから」です。
人間は生きていく上で、この充実感がとても大切なのです。

そしてもう一つ。
「ストレスがないと、そもそもやる気が出ないから」なのです。

例えば、平日仕事が忙しくストレスを感じたときに、「土日に~~をやろう!」と思うことはありませんか?
これは、ストレスを感じるからこそ、「土日にやろうとする気持ち=やる気」が芽生えるのです。

これが、全くストレスのない世界だと、やる気も起きないのです。

3. 学び②:気の持ちようでストレス反応は変わる!

一方、DHEAはコルチゾールの作用を抑制したり、脳の成長を助けたりするホルモンです。

この2つのホルモンはバランスがとても重要であり、コルチゾール量が増えると、体に異変が起こる可能性が高まります。免疫機能低下や鬱病の症状です。反対に、DHEAの割合が高くなると、コルチゾールの影響を減らすだけでなく、ストレスが原因の様々な病気にかかるのリスクを減らしてくれます。

ここで、一つ本書で紹介された実験をご紹介します。
実験参加者を3グループに分け、模擬圧迫面接を実施します。
模擬とはいえ圧迫面接を受けるので多大なストレスがかかります。

圧迫面接を受ける前にグループごとに次の仕掛けをします。
(ⅰ)ストレスについて3分だけ肯定的な講義を受ける
(ⅱ)なにもしない
(ⅲ)ストレスについて3分だけ否定的な講義を受ける

そして、実験前後で唾液に含まれるストレスホルモンの変化を調べます。
結果、ストレスについて3分だけ肯定的な講義を受けた(ⅰ)グループだけ他のグループと比べて、実験後にDEHAの値が上昇していました。これは、マインドセットの変化によりホルモン量が変化し、コルチゾールに対する抵抗値が増大したことを意味します。

ココがポイントです。

人間は、ストレスに対するポジティブ・ネガティブどちらのマインドセットを持っているかで効果に差が出ます。

要するに、ポジティブなマインドセットの状態でのストレスは最高だということです。

身近な例で言いますと、筋トレです。
筋トレは、筋肉にとってみたらストレスです。大きな負荷がかかるわけなので。

ただ、筋トレをしっかりやったことがある方ならわかると思いますが、やり終わるととても清々しい。
つまり、ポジティブなマインドセットによった物質の効果なのですね!

4. 学び③:マインドセットは簡単に変えられるのだ。

前章をお読みいただいた方は、ひとつ疑問がわいたかもしれません。

ポジティブなマインドセットでのストレスは効果的であるとわかったが、そもそもポジティブなマインドセットになること自体が大変なんだ…
そのやり方は、結局ないのかな…。

期待を裏切って申し訳ございません。

あります。

さらに…。

とっても簡単です。

ここで、1つストレスによる実験をご紹介します。

この実験では、予め計測しておいた学力を基に、均等に3グループに分けます。

3グループに対しそれぞれ次のような仕掛けをします。、
(ⅰ)ストレスについて3分だけ肯定的な講義を受ける
(ⅱ)なにもしない
(ⅲ)ストレスについて3分だけ否定的な講義を受ける

そしてこの後、生徒たちはテストを受けます。(※テスト=ストレスですね)
すると、どのような結果が出たでしょうか。
グループ分けの際に、どのグループも学力的には均等にしていたにも関わらず、テストの結果に差が見られました。

テスト結果は、
1位:(ⅰ)ストレスについて3分だけ肯定的な講義を受ける
2位:(ⅱ)なにもしない
3位:(ⅲ)ストレスについて3分だけ否定的な講義を受ける
となったのです。

つまり、ここからわかることは「ストレスに対してポジティブなマインドセットになることは簡単だ」ということになります。

たった、3分あれば十分なのです。

このように、皆さんもポジティブなマインドセットになるために、3分だけでも自分自身にポジティブなメッセージを投げてみると良いと思います。

5. 営業パーソンの皆さまへ

ストレスを感じたら、まずは「今自分の身体は、自分のことを助けるために頑張ってくれている」と感じてみましょう。

すると少しずつですが、ストレスに対しての考え方も変わってくるはずです。

人間は、ストレスを感じると
・戦う
・逃げる
・助ける
の3択の中のどれかを無意識に選択して、行動するようです。

ここで注目したいのは、「助ける」です。

例えば、震災などが起きて大変な状態のとき、ストレスを抱えている被災者の方は、皆で助け合います。そしてそれは、被災の度合いによって顕著に現れます。被災度合いが高くなればなるほど他人を助けるようになるということです。
これは様々な研究事例でも証明されていることでありますが、人は他者を助けると、精神が安定します。

営業現場も同じですね。
大変なときは、メンバー同士で戦うのではなく、また逃げるのでもなく、皆で助け合っていきましょう!

6. おわりに

皆さんのストレスへの考え方が少しでも変わり、明日から…
いやこの瞬間から、ポジティブな気持ちになれたら嬉しく思います。

本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒スタンフォードのストレスを力に変える教科書

 

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営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。

 

社内では、デザイン関係や営業支援をメインで担当しています!最近は動画編集も始めました。
趣味は筋トレ、空手、映画鑑賞、読書。インドア人間です。

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