ALVAS JOURNAL

パワーか、フォースか~人間の行動様式の隠された決定要因~(瀬戸山×石井×松下 対談編)

こんにちは。松下です。

トップセールスの本棚、今回は対談形式で、本を紹介していこうと思います。

今回ご紹介する本はこちら、「パワーか、フォースか ~人間の行動様式の隠された決定要因~」です。

パワーか、フォースか 改訂版 人間の行動様式の隠された決定要因

松下:本日は、世界で100万部以上売れているという名著「パワーかフォースか 改訂版~人間行動様式の隠された決定要因~」(デヴィッド・R・ホーキンス著 2018年)を題材にざっくばらんにお話できればと思います。

 

石井:この本、結構難しいなと思いました汗

 

瀬戸山:そうですよね~確かに、分かりにくいかもしれません。そんな石井くんの為に、簡単にまとめると(笑)、「人間の意識レベルが測れるよ」っていう事が本の前半でまとめられているんです。

 

石井:なんと!!ただ、そこはわかりました。一応読んだので。笑

 

瀬戸山:だよね。(笑)

本日考えたいのが、その意識レベルとマネジメントについてです。

マネジメントに関する考え方や手法に関する本や講座などはたくさんあります。弊社もドラッカーのマネジメントの研修コンテンツなどを持っています。

ただ、マネジメントをしている人の意識レベルにフォーカスした本はほとんどないです。本日はそこを話しましょう!

 

1. 人間の意識レベルは測ることができる

まず初めに、この本では人間の意識を1から1000までの定量的レベルで振り分けしています。

 

  • 20 恥
  • 30 罪悪感
  • 50 無気力
  • 75 深い悲しみ
  • 100 恐怖
  • 125 欲望
  • 150 怒り
  • 175 プライド
  • 200 勇気
  • 250 中立
  • 310 意欲
  • 350 受容
  • 400 理性
  • 500 愛
  • 540 喜び
  • 600 平和
  • 700-1000 悟り

 

といった具合です。

 

 

石井:おおお~。瀬戸山さんの好きな「愛」が500!

 

松下:こう見ると何だか感慨深いですね。

 

瀬戸山:この本では、200以上がパワーの領域。200以下はフォースの領域と定義されています。

 

石井:パワーとフォースってどう違うんですか?!

 

瀬戸山:すごく端的に言うと、

フォース(200以下)はネガティブな領域です。(生きることに対してネガティブな影響を与える領域)

パワー(200以上)はポジティブな領域です。(生きることに対してポジティブな影響を与える領域)

 

本の中に書かれている他の言い方を引用すると、

フォース(200以下)は、個人にとっても社会にとっても、どちらも生きていく上で破壊的

パワー(200以上)は、建設的なパワーの表現

です。

 

 

石井;なるほど~~。これわかりにくいし、ちょっと抽象度高いように思えるけど、なんとなく感覚でわかる部分もありますね。

 

瀬戸山:そして、非常に興味深いのがこの本に書かれている。人類の平均です。今まで、何世紀にもわたって190が人類の平均だったそうなんです。要は、「200勇気」の下のフォース領域ですね。このままいくと人類は崩壊するといわれている領域です。それが、この10年間に204というレベルにジャンプしたそうなんです。初めてフォースからパワーの領域に入ったんです!

 

松下:それはすごい変化ですね!

 

瀬戸山:そうなんです。人類は初めて勇気というテーマを超えて、自分も幸せになれるし、人にも良い影響を与えられるようになってきたという事なんです。

 

石井:それはやはり環境の変化や時代背景も大きいんですか?

 

瀬戸山:戦争は特に影響していると書いてありました。いずれにせよ、大きな流れの中でいくと、人類は少しずつエネルギーポイントが上がって言っているという事なんですね。

 

松下:ここ10年で領域が変わる臨界点を超えたというのが何だかわくわくする所です。

 

2. マネジメントはフォースからパワーの時代に入った

石井:パワーとフォースの前提が整ったところで、実生活にフォーカスしてみたいと思います。特に「仕事」という観点でここ10年の中で何か変化を感じることはありますか?

 

松下:あります、めちゃくちゃあります。仕事に求めるものが少しずつ変わってきているんじゃないかなと感じています。例えば、10年前くらいだと完全に「お金・地位・ステータス」みたいなものが優位だった。それを追い求めて馬車馬のごとく働くのが素敵!みたいな感覚がありました。そんな雰囲気が世間一般に充満していたというか。(あくまで、日本に居て思った事ですが・・)

それが、今はちょっと違うなと。どちらかというと「働きがい」「やりがい」「自分らしさ」「繋がり」というようなことが凄く重要視されるようになってきているな・・と。

 

瀬戸山:ああ、よくわかります。唯物論から唯心論に変わってきていますよね。世代間のギャップっていうのも如実に出てきているなと感じます。マネジメント層を見ていてよく感じますね。

 

石井:確かに、フォースのマネジメントとパワーのマネジメント、2極化してきているかもしれない。

 

松下:フォースのマネジメントって例えばどんな感じですか?

 

瀬戸山:恐怖による動機づけで人を動かすスタイルですね。分かりやすく言うと、銃をつきつけて、やらなかったら殺すぞという・・こういう働きかけです。

 

松下:恐怖政治ですね・・。

 

瀬戸山:そう、そうやって人を動かすのが簡単だから、恐怖で支配しちゃう。一方で、パワーのマネジメントは全然違います。動機づけが「愛」なんですよ。「あなたのためにこれをやろう」「お客様のためにこれをやろう」といった関わりなんです。あくまで本人が自発的に動くんですね。

 

松下:まったく違うアプローチですよね。フォースのマネージャーを持つメンバーって、すごく可哀そうに思えますね・・。

 

石井:僕は、フォースのマネージャーとパワーのマネージャーって一緒に居るだけで、与える影響が違うと思っています。

パワーのマネージャーと一緒に居ると、なぜかわからないけど元気になります。

逆にフォースのマネージャーのそばに居ると、元気がなくなる。

それもメンバー全体の元気がなくなるなと思います。

 

瀬戸山:腐ったリンゴ状態ですね。

 

石井:そうそう。エネルギーが引っ張られちゃうというか。エネルギーが奪われちゃうんですよね。命をすり減らしているような感覚で…

逆に、パワーのマネージャーは落ち込んだメンバーが居ても話すことでメンバーが元気になる感じがします。

 

瀬戸山:エネルギーが解放的で、まさに、他者に良い影響を与える存在なんですね。

パワーの領域に入った人は、マネジメント=管理(200以下の領域)という世界から、「愛」の領域に行くので、今までのマネジメントの領域を超えてきます。

それは、限りなく自由と創造を追求する世界です。管理するという概念自体が消えていくのです。人を育てるということもおこがましいというような感覚が芽生える。そんな領域です。

 

今まで、恐怖で人を統率したり、欲望で人をつったりしていてそのスタイルが染みついているとするなら、もうそんな時代は終わったよ、と僕は言いたいです。

 

これからのマネージャーは自分自身が200以上のパワーの領域に居るべきです。

 

松下:まさに。マネジメントはフォースの時代からパワーの時代に入ったんですね!!

 

3. パワーは人を強くし、フォースは人を弱くする。

石井:200以上のパワー領域に居ないマネージャーはどうすれば良いでしょうか?

 

瀬戸山:エネルギーの高いものに囲まれることが大切と書いてあります。周りに居る人、

教え、考え方、音楽など含めてすべてエネルギーの高いものに囲まれると意識レベルも上がってくるそうです。

 

松下:なるほど、この本の中で、「どんな場合でも「パワー」が「フォース」に出会えば、いずれはパワーが打ち勝ってしまう」と書かれていてとても印象的でした。自身がフォース領域(200以下)だったとしても、パワー領域の人やモノと触れ合っていく内に、変革が起こるという事ですね。

 

瀬戸山:その通りです。この本のなかでは基本的に人の一生において上がる意識レベルは5ポイントとされています。ただ、かなりの意志は必要になるけれども、突然何百ポイントも一気に跳ね上がるポジティブなジャンプも可能と書かれています。変革のチャンスはあるという事です!

 

石井:でも、基本的には5ポイントしか上がらないんだ!それじゃあ、頑張っても全然変わらないということ?

 

瀬戸山:それは違う。実は、5ポイントってものすごく大きいの。1ポイントあがるだけで、人間がまるで変ったような感覚になるくらいなの。

 

石井:お!そうなんですね?!

瀬戸山:はい。その大きさを理解できるいい例があるので紹介しますね。意識の定量的レべルのカウンターバランス(釣り合い)のお話です。意識レベルによって釣り合う人数が全然違うんです。分かりやすくお話するとこんな感じです。

 

・700レベルの個人1人と200レベル以下の7000万人の個人が釣り合う

・600レベルの個人1人と200レベル以下の1000万人の個人が釣り合う

・500レベルの個人1人と200レベル以下の75万人の個人が釣り合う

・400レベルの個人1人と200レベル以下の40万人の個人が釣り合う

・300レベルの個人1人と200レベル以下の9万人の個人が釣り合う

・700レベルの個人12人と1000レベルのアバター1人が等しい

(ちなみに現在、地球には700で測定される12人の人々がいるそうです。)

 

松下:なるほど。こんなに釣り合いのバランスって違うんですね。レベルが上がるごとに人数の差がとてつもなく開いていきますね。

 

石井:指数関数的ですね!エクスポネンシャル。たった1ポイントでもあなどることなかれってことですね。

 

瀬戸山:そうです!少しでもポイント上げることはとても大切なことなんです。世界全体に影響することなんですよ。

 

4. おわりに

石井:最後にこれからの時代のマネージャー陣に向けて何かメッセージはありますか?

 

瀬戸山:新型コロナの影響もあって劇的に環境が変化している中、新しい時代のマネジメントを模索するには、まずは意識レベルの変遷をたどることがキーになると思います。

この本はその一助となるはずです。マネジメントだけでなく、是非、ご自身の人生レベルで役立てて頂ければ嬉しいです!

#そして、一緒に宇宙の叡智を拡大しましょう!(笑)

 

石井&松下:本日は、ありがとうございました!また一緒に探究しましょう!

本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒パワーか、フォースか 改訂版

 

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株式会社アルヴァスデザイン・マーケティング担当。
大学卒業後、大手電機メーカーでシステム営業を経験。
2014年よりアルヴァスデザインへ参画。
旅と犬をこよなく愛する1児の母。

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