インサイトセールスとは新時代の営業スタイル
これを知るだけで営業が一気に楽しくなる。
~お客様から選ばれ続けるコツを知る~
インサイトセールスとは
売り手側の立場が、買い手側の立場より、圧倒的に弱いのが現在の市場状況です。言い換えれば、機能や価値というものを価格に反映させにくい時代になっているということです。このような時代には、営業側で何らかの工夫がないと、なかなか売上にはつながりません。また、激しい条件競争や価格競争に巻き込まれてしまうケースも珍しくありません。それならば「営業」のあり方も時代や環境に応じて変化していかなければなりません。
では、新しい時代の営業のために、何をどう変えればいいのでしょうか。その答えが「インサイトセールス」なのです。インサイトは直訳すれば<洞察><見識>を意味する語。インサイトセールスとなれば、それは、お客様の目先の意識の中にはない部分を掘り起こして提案し、お客様の成長につながる先見性ある提案を行う営業スタイルをいいます。究極的には、お客様の価値観に沿った営業を行うということです。お客様の抱いている経営理念や事業ビジョンを聞き出し、その中に自社の提案を位置付けていく。これからの「営業」に、まず何より求められるのは顧客理解の深さです。
インサイトセールスを実践し始めている先進的な企業、営業は次々と成果を上げていますが、現状はまだごく一部で行われているに過ぎません。
インサイトセールスは、今日の「お困りごと解決型営業」の行き詰まりから抜け出すための新しい芽であると同時に、いずれAIに取って代わられる職種と言われる営業が、存在価値を保ち生き残るための道でもあります。
これからの営業に求められるのは顧客理解の深さ
お客様に必要なツールを知り、その売り込みをする従来のセールス(プロダクトセールス)では価格競争に巻き込まれます。理想はお客様の理念・ビジョンまで深く理解し、その実現に向けてお客様内部から一緒に現状を変えていくこと(インサイトセールス)。それにより、お客様からの信頼を得て、結果として中長期的な関係を築きやすくなります。
外部の視点からお客様に
クリティカルな意見を言う。
そういう営業は
これからも生き残る。