ALVAS JOURNAL

アルヴァスデザイン10周年カウントダウン企画~創業から今までを振り返る~ 2019年のテーマは、「研修会社からの脱却」でした。

皆さん、こんにちは。

株式会社アルヴァスデザインの代表取締役CVOの高橋 研です。

定期的に配信しております私のコラムですが、今回は創業から今までを振り返りつつ、10周年に向けてのカウントダウンをしていきたいと思います。

カウントダウンと言うと大げさですが、このコラムは今までお世話になった方への感謝を振り返り、そして新しいアルヴァスデザインに生まれ変わる…

そんな想いを、このコラムで表現していきたいと思います。

 

目次

    ■研修から、人材開発へ

    2019年に、大きく会社の方向性を見直しました。

    一言で表すと、「研修会社からの脱却」です。

    創業当初から、営業研修やマネジメント研修をすることで、少しずつお客様と獲得してきた私たちですが、目的は「研修実施」ではありません。

    あくまで、研修は手段であり、目的はお客様の人材開発に貢献することです。

    このような背景により、私たちは研修会社を脱却し、新しく「人材開発事業部」という組織名を作ったのです。

    ■もう、研修会社とは言わせない!

    まず、私が取り組んだことは、社内の意識改革でした。

    社内外に対して、「研修」という言葉を単体で使用することを避けました。また、お客様に「研修会社」として認識されないように、商談で提示する資料の作り込みやメンバーの商談中の発言にも注意を払いました。

    このような取り組みが少しずつ変化を生み、2019年のうちに社内では「研修を売る」という概念は、ほぼなくなったように記憶しています。

    結果として、以前よりも「研修単体」ではなく、お客様の人材開発をトータルでご支援する「プロジェクト型の案件」が増えました

    ちなみに私はこの年以後、外部の方への自社紹介の際に「研修会社」という表現は一度も使っていません。「研修」という言葉すら極力避けるようにしています。

    ■新ワークショップ会場の準備

    品川エリアの再開発によって、私たちは品川オフィスを移転しなければならない状況でもありました。

    品川にオフィスを構えた時から、お客様にはご好評をいただいていたワークショップ会場を、新しいオフィスでも作りたいと考えていました。

    そこで、社内でメンバーを集い、新しいワークショップ会場のアイデアを練り出したのが2019年です。

    私が大切にした言葉は、「キックオフ」です。

    ワークショップ会場では、

    • 新しい出会い
    • 新しい学び

    が生まれます。

    これによって、新しい自分が始まるような場所にしたいという想いで、「キックオフ」をテーマにしました。

    結果として、現在の新橋にオフィスとワークショップ会場を移転することになりましたが、皆さんの「キックオフ」を支援できる場所になったと自負しています。

    ■おわりに

    いかがでしょうか。

    2019年の出来事をお伝えしました。

    研修会社からの脱却とワークショップ会場の移転は、今でも鮮明に覚えていることばかりです。

    それだけ、私たちが新しく「人材開発」をする会社に生まれ変わる思いが強く、これは私たちの「キックオフ」でもあったのです。

    さて、次回は2020年です。

    テーマは、「キックオフの創出」の1年でした。この年は、新しく人事制度を作り、私たちの大きなキックオフになりました。しかし、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けた年でもありました。

    高橋 研

    代表取締役 CVO
    早稲田大学大学院理工学研究科終了後、株式会社ファンケルに入社。
    その後、30歳を節目に営業の世界に飛び込み、多くの会社の教育支援に携わる。
    2013年株式会社アルヴァスデザイン設立。2018年「実践!インサイトセールス(プレジデント社)」出版。

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