ALVAS JOURNAL

政策起業家(駒崎弘樹 2022年 ちくま新書)~事業創りをリードする営業が読みたい数々の政策秘話~

こんにちは。石井です。

今回は、「政策起業家」という本をご紹介します。

著者の駒崎氏は、NPO法人フローレンスの代表をされています。病児保育、おうち保育園、こども宅食などさまざまな政策を実施し、社会の課題を解決されてきた方です。

2008年には、Newsweek誌の「世界を変える100人の社会起業家」に選出され、現在も注目をされている起業家です。

 

今回、本書を推薦させていただいた理由は、これから生き残る営業には、とても役立つと感じたからです。

営業パーソンは、商品やサービスを販売する仕事だと思われることも多いですが、実際はお客様とのやり取りの先頭に立ち、社会に好影響を与える事業を創造する存在です。

政策起業家として、社会に貢献する事業を創造する駒崎氏からは、多くのことが学べます。

 

1. 政策起業家とは?

本書によると

政策起業家とは、官僚や政治家だけでは解決できない複雑な政策課題に向き合い、公のための課題意識のもと、専門性・現場知・新しい視点を持って課題の政策アジェンダ化に尽力し、その政策の実装に影響力を与える個人のこと

とされています。

ポイントとしては、一般人が社会問題に対してアプローチを行い、政策を実現していくということです。

 

私たちは生活をしていると、たくさんの社会課題にぶつかります。

例えば、保育園の待機児童問題があります。この問題に対し保育園に入れない親ができることは、認可外の保育園を探すか、ベビーシッターに依頼するか、引っ越して新しい園に申し込むかなどのアプローチに限られています。

つまり、「保育園を増やす」「保育園の募集人数を増やす」という政策的なこととは、関係のないアプローチです。

一方、駒崎氏がやられていることは、一般人の方からの意見を聞き、そのための政策を実現していくということです。

 

2. 耳を傾け、「ない」ことを言い訳にしない

本書には、多くの政策事例が掲載されていますが、どれも共有していることが、一般人からの声を丁寧に聞いているということです。まさに、現場感というものです。

そして、「ない」ものは創り出すというスタンスを貫いています。社会問題の中で、政策が追い付いておらず、問題になり続けていることは多くあります。

こういった社会問題は、現場からの目線で声をあげない限り、なかなか政策として通りません。

 

これは、営業にも当てはまることだと思っています。私たちの社会をより良いものにしたいと思ったとき、現状の何かを変えて新しいものに変えていくことが求められます。まさに「変革」とも言うべき事柄です。

営業改革については、弊社の運営するオウンドメディアInsightSales Labにて詳しく解説しています。
>営業改革のスタートからゴールまでのロードマップ!成果を残す営業組織の作り方と育て方!

 

3. 現状を打破せよ!

営業は商品やサービスを販売する職種であるという認知が、世の中の大半を占めていると思います。

これ自体に間違いはありませんが、私は「営業とは未来の事業を創り出すために先頭を切って走る職種である」と考えています。まさに、未来の事業をプロデュースする存在なのです。

このように未来を創り出す営業のことを、「インサイトセールス」と呼びます

弊社では、営業は未来を創り出すプロデュース的な役割を担うと考えており、現状を変え、クリエイティブに未来を創造していく存在であると思っています。
>インサイトセールスへについて詳しく知りたい方はこちらから

 

4. おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、社会の課題を解決する政策起業家という目線から営業について考えてみました。

一見すると、関係のないように思えますが、現場目線で課題をとらえ、未来に向けて0から新しいことを創り上げていくということは、政策起業家にもプロデュース的な活動をしている営業にも共通しています。

お客様の生の声を一番に受け、お客様と一緒に未来について語り、ビジョンを実現するために伴走できる存在こそ、これからの営業であり、インサイトセールスという最新の営業手法を体現しているとも言えるのです。

本書で描かれている政策秘話のマインドを日々の営業に活かし、お客様の未来プロデュースしてみませんか?

 

本日ご紹介した本のAmazonリンクはこちら⇒政策起業家

〇トップセールスの本棚とは?
【毎週月曜日配信】弊社の社員はじめ、トップセールス経験者が厳選した本をご紹介しています。
営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。

 

ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。3歳息子のパパ。

RELATED ARTICLES よく読まれている記事

外部の視点からお客様に
クリティカルな意見を言う。
そういう営業は
これからも生き残る。