世界のエリートがやっている最高の休息法(久賀谷亮 2016年 ダイモンド社)トップセールスに欠かせない簡単な疲労回復法
こんにちは、荻原です。本日は、身体疲労を解消する方法を紹介します。
営業をしていると、下記のようなシーンはよく起きませんか?
- 月末は、特にクライアントワークが続く
- 顧客に呼び出され、なかなか自分のペースで仕事ができない
- 営業成績を毎日意識しないといけない
これらは、営業担当者にとっての典型的な「疲れ」の原因になるものです。
私も、毎日8時間寝ているはずなのに、いつも就業後は強い疲労感に悩まされていました。しかし、本書で紹介されている疲労回復法を実践したところ、疲労感を軽減することができました。
本日は、疲れを少しでも軽減して、明日からの仕事に向かいたい、そんな営業担当者にお届けします。
少しでも参考になれば幸いです。
- イェール大学医学部卒業
- 医師/医学博士
- アメリカ神経精神医学会認定医
- 臨床医として25年以上の活躍
1. 疲労は無意識の思考によって作り出されている
営業担当者を含む現代人の疲労の大部分は、「脳」が作り出しています。
そして、無意識的な思考が疲労の多くを作っているのです。。
営業担当者を例に見てみましょう。
- 自分の営業成績の数字
- 提案書のクオリティ
- 新規開拓の方法
- クライアントワークで生じるメール執筆
- 折返しの電話
これらは、営業担当者であれば、日々考えていることです。
しかし、これらは意識しているときだけでなく、実は無意識的に考えていることでもあるのです。
そして、驚くべきことに、私たちの脳の消費エネルギーの60%~80%を担っているのは、これら無意識的に行っていることなのです。
つまり、無意識的な考え事を増やせば増やすほど人間は疲れるのです。
ちなみに、この神経回路はデフォルトモードネットワークと言います。通称、DMNです。
では、どうすれば疲労を軽減させることができるのか?
結論、マインドフルネス瞑想を日常生活に取り入れるしかありません。
なぜなら、睡眠や休息だけでは脳が無意識に消費したエネルギーによる疲労は取れないからです。
どれだけ寝ても、休息を取っても無意識の思考は続けられてしまうからです。
2. 疲労を改善させる唯一の方法はマインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想とは、「今この瞬間」に集中する瞑想法のことです。
やり方は簡単です。
- 座る(椅子でもあぐらでもOKです)
- 目をつぶり呼吸に意識を集中させ、呼吸の数を数えます。
- 雑念が湧いたら、雑念が湧いたことに気づき、2に戻ります。
これを3分行うだけです。
マインドフルネス瞑想が疲労回復に効く理由は、前章でも記載したDMN(デフォルトモードネットワーク)の活動を低下させるからです。
人間のDMNは起きた瞬間から活動を開始します。
しかし、マインドフルネス瞑想を行うと、「今この瞬間」に集中することになります。
つまり、無意識的な思考が意識的に減ります。
無意識的な思考が減少すると、DMNは活動を弱めるということです。
ちなみにこれはたったの3分でも効果を発揮します。
仕事に疲れたな…
そう感じたときに数分でできてしまいます。
少しのすきま時間に実践しただけでも、その効果をきっと実感することでしょう。
3. まとめ マインドフルネス瞑想はお手軽にできる最高の疲労回復法
現代人はテクノロジーが発達した影響で、非常に多くのことを同時できるようになりました。
しかし、その代償として、私たちの脳は疲労しやすくなってしまいました。
マインドフルネス瞑想は1日3分からでも始めることができる超実践的な疲労回復法です。
私も毎日最低15分は実施しています。簡単なので、疲労を感じたら実践してみてください。
疲労が回復され営業パフォーマンスもきっと向上することでしょう。
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【毎週月曜日配信】弊社の社員はじめ、トップセールス経験者が厳選した本をご紹介しています。
営業におけるスキルのみならず、幅広い視点から営業を捉えていたりもします。
ぜひ、営業パーソンにとどまらず様々な職種の方にも読んでいただきたいです。