2020年度:イベントレポートVol.2.0 セルフリーダーシップ
こんにちは。株式会社アルヴァスデザインの中島です。
株式会社アルヴァスデザインは、6-7月にかけて4回のセミナーを実施しました。
今回は、その第二弾になります。
【概要】
・日 程 :6月25日(木)
・タイトル:セルフリーダーシップ
・形 式 :オンライン
【6-7月のイベントレポート一覧】
・イベントレポートVol.1.0 6月16日(火)7つの習慣(R)forセールスパーソン
・イベントレポートVol.2.0 6月25日(木)セルフリーダーシップ
・イベントレポートVol.3.0 6月26日(金)インサイトセールス
・イベントレポートVol.4.0 7月1日(水)ドラッカーマネジメントの原理原則
目次
セミナーの概要
6月25日のセミナーでは、マネジメント研修セルフリーダーシップ編 の一部を紹介させていただきました。
具体的には、
・世の中で起こっていること(エクスポネンシャル)
・リーダーシップ
・セルフマネジメント
についてです。
セミナーではリーダーシップを発揮する上で重要な、セルフリーダーシップ、セルフマネジメントについて焦点をおいた内容をお伝えしています。
より自分ごととして捉えて頂けるように、ケースをじっくり考えたり、ディスカッションを多めに取り入れたりとインターラクティブな学びを追求しています。
リーダーの条件とは?
リーダーと聞いたとき、誰の顔が思い浮かびますか?
答えは様々で、ルーサー・キング牧師、スティーブ・ジョブズ、織田信長、星野仙一などなど、時代を問わず世界の優秀なリーダーを多くの方が思い浮かべると思います。
では、どうして私達は彼らを思い浮かべ、リーダーとしてみなしているのでしょうか。
リーダーの条件は何でしょうか。
ドラッカーはリーダーの条件を、「リーダーの最も基本的な条件は、『フォロワー』(信頼してついてくる人)がいるということだ」と定義しています。
残念ながら自らリーダーだと認識しているだけではそれはリーダーではありません。
リーダーとしてみなされるには、フォロワーが必要です。
次に”リーダー”が発揮すべきリーダーシップとは何でしょうか。
リーダーシップとは
「リーダーシップは人のビジョンをより高い視界へと引き上げること、人のパフォーマンスをより高い水準に引き上げること、そして通常の制限を超えた個性を築き上げることである。」ドラッカーはこのように定義しています。
これは組織やチームに当てはめると、「組織やチームの⽬標を達成するために、他者に及ぼすポジティブな”影響⼒”」と言い換える事ができると思います。(弊社定義)
今求められるリーダーシップとは
さて、世間を騒がせているコロナウイルスを筆頭に、テレワーク導入やハンコ文化廃止など、働き方にも大きな変化が起こっています。
このように激変する昨今のビジネス環境において、求められるリーダーシップスタイルにも変化が出てきました。
従来求められてきたリーダーシップスタイルは、グループにおいて特定の一人がリーダーシップを執るというものでした。
しかし、昨今では“シェーアードリーダーシップ”すなわちチームや組織のうち、複数人(時には全員)がリーダーシップを執るというスタイルに変わってきています。
目まぐるしく環境が変化し、問題が複雑化する予測不能な現代社会において、トップに頼りきるばかりではなく、現場でも判断し素早く変化に対応していく必要があるという背景や、権限や役職に関係なく、アイデアのある人が周囲に働きかけ、率先して動くことでイノベーションを創出していくという考えにより求められるリーダーシップスタイルが変わってきたと言えます。
お客様の抱えるお困りごと
求められているリーダーシップを理解したものの、どうしたら求められているリーダーになれるのかがわからない。なかなかフォローされずに困っている。というお客様の声を聞くことが多々あります。
そこで弊社は、”セルフリーダーシップ”を高めることを最初に取り組むこととして提唱しています。
ドラッカーも
You cannot manage other people unless you manage yourself first.
(自分自身の内面をマネジメントできなければ、チームをマネジメントすることはできない。)
という名言を残しています。
もっと自分に詳しくなる
本セミナーでは、「強み・価値観・仕事の仕方や学び方」といった観点で内省をしていただきましたが、本コラムでは「強み」についてお伝えいたします。
ドラッカーは、
「何かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによってではない。」
と言っているように、強みにフォーカスすることは大変大切です。
しかし、人は気づかないうちに弱みに目を向けてしまうものです。
わかっていても、弱みに気づき修正したくなります。
だからこそ、定期的に自分自身の強みを振り返ることは必要になります。
本セミナーでは、「過去の仕事における成功は、ご自身のどんな強みが活かされた結果なのか?」という内省なども行っていただきました。
お客様の声
セミナーにご参加いただいたお客様からは、このような声をいただきました。
・リーダー職として、他者をマネジメントするからこそまず自分と向き合っていきたいと思った。
・自分のマネジメントの仕方との答え合わせができた。もっと自分と見つめ合う時間を設けたいと思う。
・今求められているリーダー像に近づくには、時間がかかりそうですが一歩一歩近づいていきたい。
おわりに
コロナウイルスがきっかけとなり、部下やメンバーの様子が見えないテレワーク、今までとは全く異なる働き方等、正直慣れない環境で仕事をしにくい状況ではあると思います。
弊社アルヴァスデザインは、こんな状況だからこそ自分自身を学び・知りよりよいリーダーシップを発揮していただきたいと思っています。
最後に、ドラッカーの言葉を皆様にお贈りします。
一流の仕事をするにはまず自己の強みを知ること。そして仕事の仕方を知り、学び方を知る。価値観を知る。自己を知ることで、得るべきところが分かりなすべき貢献が明確になる(Peter F.drucker)
【6-7月のイベントレポート一覧】
・イベントレポートVol.1.0 6月16日(火)7つの習慣(R)forセールスパーソン
・イベントレポートVol.2.0 6月25日(木)セルフリーダーシップ