ALVAS JOURNAL

組織ぐるみで関係を構築する

こんにちは、高橋です。

現在、株式会社アルヴァスデザインの理念に関するコラムを、継続的に発信しています。

今回は、その第十二回として「組織ぐるみで関係を構築する」をお伝えします。

前回のコラムまでのコラムはこちらから、お読みいただけます。

第一回:理念コラムを始めます
第二回:自他を尊重する
第三回:目的を持って取り組む
第四回:当事者として価値を発揮する
第五回:体系的に学び続ける
第六回:一人で考えチームで磨く
第七回:相手と志を共感しあう
第八回:本質的な問いを考え合う
第九回:強みを活かす
第十回:新たな観点を共有する
第十一回:貢献領域を広げ続ける

 

目次

    1. 私たちの大いなる強み

    私が一人でスタートした株式会社アルヴァスデザインですが、徐々に規模が拡大して「組織」と言えるまでに成長しました。

    創業当初から、一人で仕事をするよりも組織で成長したいと考えていた私にとって、「組織で仕事をする環境ができあがったこと」は、自己実現の1つが達成したとも言えるくらい嬉しいことです。

    私の考える組織とは、ただそこに集まっただけではなく、「互いにプロフェッショナル」でありながら、集まることによって「さらにより良いものを作り出せる」ことを想定しています。

    一人でできることは限られていても、組織であれば高い山も登り切ることができます。

    このように「組織」に対して強い思い入れがある私ですが、今回は「お客様との接点において意識している組織像」についても言及させてください。

    2. 組織での関係構築3か条

    私は、営業活動において組織で関係構築をしていくためには、大切なことが3つあると考えています。

    その1:マネジメント層同士の関係性が築かれていること

    まさに、組織のレポートライン同士のタテの関係構築ができている姿です。

    担当者同士の関係構築も大切ですが、マネージャーをはじめ組織の関係者が信頼で結ばれることが理想です。

    その2:二部門以上との取引関係ができていること

    複数の組織との関係ができていることを指し、まさにヨコへの関係構築と言えます。

    別の組織の方を紹介してくださることは、営業担当者が信頼されている1つの証拠です。このようなご縁を大切に、私たちはお客様の複数の組織と関係構築をしていきたいと考えています。

    その3:ビジョン実現に向けた将来像を共有できていること

    これは、最も株式会社アルヴァスデザインらしい事柄です。

    私たちは、目先の課題解決よりも、将来のありたい姿の実現にフォーカスしています。これは言葉を変えると、将来の時間に及ぶまで関係構築を望んでいるということです。

    3. 忘れてはいけない第4条

    ここまでの3か条に加えて、私たちには第4か条があります。

    それは、「バックヤードメンバーも一緒になって、お客様と関係構築をすること」です。

    バックヤードメンバーは、基本的にお客様接点を持たないメンバーのことですが、お客様との直接的な接点はなくても、営業メンバーをバックアップすることで大きな付加価値を創り出すことができます。

    特に、アルヴァスデザインではフロントである営業メンバーとバックヤードメンバーの垣根をなくし、共に一枚岩となってお客様と関係構築をしていくことを目指しています。

    営業メンバーが、お客様との関係構築に力を注げるのは、バックヤードメンバーのお陰であるという気持ちを、忘れずに持ち続けていきたいです。

    4. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    今回は、「組織ぐるみで関係を構築する」についてお伝えしました。私たちが考える組織のありたい姿をつかんでいただけましたでしょうか。

    営業活動は、一人で完結することはできません。社内外のさまざまなメンバーと協力し合って、「組織」になって、お客様と関係構築をしていく必要があります。

    これからも、アルヴァスデザインは進化し続け、成長する組織でい続けたいと考えています。

    高橋 研

    代表取締役 CVO
    早稲田大学大学院理工学研究科終了後、株式会社ファンケルに入社。
    その後、30歳を節目に営業の世界に飛び込み、多くの会社の教育支援に携わる。
    2013年株式会社アルヴァスデザイン設立。2018年「実践!インサイトセールス(プレジデント社)」出版。

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