ALVAS JOURNAL

一人で考えチームで磨く

こんにちは、高橋です。

現在、株式会社アルヴァスデザインの理念に関するコラムを、継続的に発信しています。

今回は、その六回目として「一人で考えチームで磨く」をお伝えします。

前回のコラムまでのコラムはこちらから、お読みいただけます。

第一回:理念コラムを始めます

第二回:自他を尊重する

第三回:目的を持って取り組む

第四回:当事者として価値を発揮する

第五回:体系的に学び続ける

 

目次

     

    1. ALVASのLとは?

    アルヴァスデザインを英語で表現すると、ALVAS DESIGNです。

    ALVASは造語であり、DESIGNはその名の通りデザインの意です。

    ALVASという造語は、5つの単語から成り立っています。

    ・Almo(活力・活気

    ・Legame(絆・結びつき)

    ・Vita(道・人生)

    ・Avvenire(将来・未来)

    ・Speranza(夢・希望)

    今回は、Legame(絆・結びつき)の話をします。

    ALVASの1つ1つの意味を知りたい方は、ロゴについての説明も合わせてこちらをご覧ください。
    >9周年という節目に、私がHP刷新、ロゴ改定に踏み切った理由

    創業当初から、ご縁を大切にしてきた私たちにとって、このLegameという言葉は最も大切です。

    2. マネジメントに惹かれた新しい自分

    社名に取り入れるほどに想いの強いLegame(絆・結びつき)という言葉ですが、実は創業前には一人で個人事業主のように仕事をしていこうかなと思っていたこともあります。

    今から10年前、独立の意志を固めた私にとっての最大の悩みは…

    一人でやっていくか? 組織でやっていくか?

    一人でたくさん悩み、ビジネス書を読み、勉強会に参加し、セミナーを受講し…

    どれも腑に落ちる解が得られない時期が続きました。

    ただ、私にとっての転機となる出会いが訪れます。

    今でもご縁が続いている藤田勝利さんとの出会いです。

    藤田さんは、ドラッカースクールにて経営学を学んだ方で、当時「マネジメント」に関するセミナーを実施されていました。

    そこで私は人生で初めて「マネジメント」を体系的に学びました。

    自分がいかにテキトーにマネジメントをやってきたのかを突き付けられるかたちとなったのです。笑

    普通であれば、「自分のやり方と違う」と拒否してしまいそうな内容かなと思いつつも、妙にマネジメントに心惹かれる自分とも出会った瞬間でした。

    そして、セミナーが終わったころ、マネジメントについて深く考えたこともない自分が心で叫んだのです。

    マネジメントってカッコイイじゃん!

    3. 時間は必要なかった、迷いもなかった

    マネジメントを学んでからは、組織で成長していきたいという気持ちが固まるまで時間はかかりませんでした。そして、迷いもありませんでした。

    ・独立後は、皆で成長したと言える組織を作ろう

    ・藤田さんに教わったマネジメントを自分なりに磨いていこう

    ・自分なりのマネジメントをして、成長し続けるチームを作ろう

    こんな気持ちで、心一杯になりました。

    4. 皆で成長するために

    組織で切磋琢磨して、皆で成長していくため、何が必要なのか?

    それは、「一人で考えチームで磨く」という行動に行き着きます。

    人材開発・人材紹介・ワークショップ会場の運営を手掛けているわが社ですが、いつ何時も簡単に受注が決まることもなければ、努力なしにお客様に価値を感じていただくこともありません。

    一人で真剣に考え抜いて、皆で率直に意見を出し合い互いが支え合う、その中で切磋琢磨する関係が生まれて、気づいたらワンランク上の自分と出会うことになる

    こういうサイクルを創り上げていきたいと思っています。

    5. チーム:アルヴァスデザインを定義すると?

    「チームで磨く」のチームとは何か?

    チームとは、株式会社アルヴァスデザインのメンバーに所属するメンバーのことだけなのか?

    答えはNoです。

    このチームとは、株式会社アルヴァスデザインのメンバーに加えて、お客様やパートナーの全てを含みます。

    お客様やパートナーと私たちの境界線はない

    Legame(絆・結びつき)の強さを大切にしている私たちにとって、お客様やパートナーと私たちは常に一心同体です。

    6. いま、私たちができること

    • その1:社内でのアウトプット共有

    私たちは、社内でのアウトプット共有に力を入れています。

    ただ見せる場ではなく、磨く場として意見を言い合う

    アウトプット自体を共有することに一定の価値はあるものの、一人で考え抜いたアウトプットを、私たちはチームで磨き続けます。

    • その2:お客様やパートナーとのビジョン共有

    お客様やパートナーと私たちは同じビジョンを見て仕事をします。

    共に成長し、共に未来を創る関係であり続けます。

    • その3:チームで共に創り上げる姿勢の保持

    私たちは、未完の組織です。そのため、提案書1つとっても100%完成しているものはありません。

    100%という高みは、私たちだけでなく、お客様やパートナーたちとチームになって目指していきます。

    これら3つをやりきってこそ、チーム:アルヴァスデザインの効力が最大化するのです。

    7. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    今回は、「一人で考えチームで磨く」という理念を元にコラムを書きました。

    一人で考えることはとても大切ですが、私たちはチームで磨く行為を通じて、高い価値を生み出す組織であり続けたいと思っています。そのためには、ALVASのLであるLegame(絆・結びつき)を大切にして、成長する組織であり続けたいと思います。

    一人で考えチームで磨くという言葉に共感していただけた方、このような組織を一緒に目指したい方とは、ぜひご一緒してみたいと思います。また、このようなテーマにご関心がある方も大歓迎です。ぜひ、対話の機会を設けましょう!

     

    高橋 研

    代表取締役 CVO
    早稲田大学大学院理工学研究科終了後、株式会社ファンケルに入社。
    その後、30歳を節目に営業の世界に飛び込み、多くの会社の教育支援に携わる。
    2013年株式会社アルヴァスデザイン設立。2018年「実践!インサイトセールス(プレジデント社)」出版。

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