デジタル化における3つの柱とは?
こんにちは、石井です。
私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。
現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。
こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。
目次
1. Information Management(情報マネジメント)とは?
今期から「グローバルオペレーションと情報マネジメント」という科目がはじまりました。このモジュールは、大きくわけてオペレーションズマネジメントの概論と今回ご紹介する情報マネジメントが混ざっています。
情報マネジメントとは、人々が効率的に情報にアクセスし、それを活用することで、個人やグループのタスクが達成され、結果として会社が競争優位性を獲得することです。
情報化社会が到来する以前は、目で見えて触ることができるモノが物流することが一般的でした。これをマネジメントすることが、オペレーションズマネジメントです。
一方、現在はテクノロジーが進化し、触ることができず物体として存在しないモノが物流しています。それこそが、情報です。
2. デジタル化の3つの柱
現在はあらゆるものがデジタル化し、インターネットにつながっています。IOT(Internet of Things)という言葉は、日本でもビジネス用語の1つとして一般的に使用されていますね。
では、デジタル化の柱となっていることは何でしょうか。
・その1:マーケットスペースの拡充
マーケットスペースは、デジタル化の前からあったのではないか?と思ったのですが、それ以前のことをマーケットプレースと説明を受けました。
デジタル化の前は、リアルな場所(プレース)がマーケットの中心だったが、今ではスペースになったということです。
私たちのビジネスでは、物理的な商業スペースを必要としないものがたくさんありますね。例えば、百貨店の売り場の多くはインターネットのショップに代替えされました。
前者は、プレースで、後者はスペースです。
・その2:リアルとデジタルの垣根が不透明
ほとんど全てのビジネスがデジタルと連動していると言っても過言ではないでしょう。そのくらいビジネスシーンでは、デジタル化が進んでいます。
また、営業のシーンを見ても、以前までは対面で対話をすることで培っていた信頼関係を、今ではリアルとビジネスの双方を駆使して醸成していますね。
私たちのビジネスは、リアルとデジタルが交差することで成り立っています。
・その3:プル型のエコノミーに移行
ひと昔前までは、営業パーソンが商材を販売する(プッシュ型)スタイルが一般的でした。お客様の目線になると、営業パーソンから紹介されてはじめてその商材を知るということも珍しくなかったはずです。
一方、現代におけるお客様の行動は大きく変わりました。多くのお客様は、営業パーソンと会う前に商材を自分で調べています。そして、何を購入するかを事前に決めていることもあるでしょう。
このように、ビジネスシーンはプル型に移行しています。
また、BtoCの世界では、私たちも一人の消費者としてさまざまなECサイトから物品を購入していますね(もちろん、これらの購入に至る過程の宣伝や広告などのプロモーションをプッシュ型と捉えることはできます)。
3. おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、現代ビジネスシーンにおいて一般化しているデジタル化の3つの柱をご紹介しました。どれも皆さんのビジネスに当てはまるものばかりだったのではないでしょうか。
次回は、デジタル化とセキュリティについて考えていきます。
~留学に際して、やって良かったこと・買ってよかったもの⑥~
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過去の記事はこちらです。
リーズ大学MBAの留学記スタートします。
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情報マネジメントとは?
石井 健博
ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。