ALVAS JOURNAL

情報マネジメントとは?

こんにちは、石井です。

私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。

現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。

こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。

 

目次

    1. Information Management(情報マネジメント)とは?

    今期からグローバルオペレーションと情報マネジメントという科目がはじまりました。この科目は、大きくわけてオペレーションズマネジメントの概論と今回ご紹介する情報マネジメントが混ざっています。

    情報マネジメントとは、人々が効率的に情報にアクセスし、それを活用することで、個人やグループのタスクが達成され、結果として会社が競争優位性を獲得することです。

    情報化社会が到来する以前は、目で見えて触ることができるモノが物流することが一般的でした。これをマネジメントすることが、オペレーションズマネジメントです。

    一方、現在はテクノロジーが進化し、触ることができず物体として存在しないモノが物流しています。それこそが、情報です。

    2. DRIPの時代

    「データがたくさんあるけれども、情報がない」ということですが、これはどういう意味でしょうか。

    365という数字を見て、皆さんは何を思いますか?

    もしかしたら、一年の日数と答えるかもしれません。しかし、違うことを考えることがいるかもしれません。このように、数字として意味を成していない状態をデータと呼びます。

    ただ、そこに「365とは、365万人のことです。それはターゲット顧客の数です。」という言葉が加わるとどうでしょう?この状態を(情報)と呼びます。

    クラスの中では、データから情報に変わる瞬間には、「整理する過程」があると学びました。

    私たちは、データで溢れている時代を生きていますが、このような時代を生き抜くためには、データを情報にマネジメントする存在が必要なのです。

    3. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    今回は現代で求められている情報マネジメントについてご紹介しました。これだけ、さまざまなデータが簡単に手に入る時代です。

    そんな時代だからこそ、それらを整理して有益な情報にする存在が必要ですね。

    ちなみに、「情報を知識にする、知識を知恵にする存在も必要ね。」ということで、初回のクラスは終了しました。

    ~留学に際して、やって良かったこと・買ってよかったもの⑤~

    日本語の参考書を持ってきたことは正解でした。MBAの科目は専門性が高いものもあり、なじみがない科目をいきなり英語で学ぶことはそれなりにハードルが高いです。

    そこで、日本語で学ぶための参考書はあると良いですよ。個人的には、会計や経済学の本は持参すべきだと思います。

     

    過去の記事はこちらです。

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    オペレーション戦略で意識すべき5つのポイント
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    石井 健博

    ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
    営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
    趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。

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