ALVAS JOURNAL

ビッグデータを5つの観点で考える!

こんにちは、石井です。

私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。

現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。

こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。

 

目次

    1. 情報で溢れかえっている時代

    テクノロジーと仕事が密接に関わっている現代は、私たちビジネスパーソンにとって、どの情報アクセスすれば良いのかが極めて難しい時代です。

    SNSを例にとってみても、1秒の間にTwitter上では数万回のツイートが起こり、数百時間の動画がYouTubeにはアップロードされます。

    当然のことながら、私たちはこれらの情報の全てにアクセスすることはできません。

    そこで、私たちビジネスパーソンにとって必要なことは何か?

    さまざまな回答が想定されますが、例えば

    • 会社内の情報には、アクセスしやすい工夫をする
    • どの情報にアクセスすれば良いのかを社内で共有する

    といったことは組織でできることですね。

    情報で溢れかえっている時代を生き抜くために、私たちは、上記のような情報マネジメントが求められるのです。

    2. ビッグデータと5Vs

    ビッグデータには、さまざまな定義が存在します。一般的には、「あらゆるソースから集められたデータの集合体」と言えるでしょう。

    また、5つの観点でビッグデータの特徴を確かめることができます。この5つの観点の頭文字が全てVであるため、「ビッグデータの5Vs」と言われることもあります。

    ・その1:Volume(量)

    ビッグデータの「ビッグ」が表すように、データの量の多さを表現しています。例えば、Facebookは、数千億枚の写真が保存されているそうです。

    ・その2:Velocity(速度)

    多くのデータが短期間で生み出されることを意味しています。例えば、SNS上では一日に数万を超える写真がアップデートされることは、珍しいことではありません。

    ・その3:Variety(種類)

    データにはさまざまな種類(バラエティー)が存在します。例えば、ファイナンシャルデータのように形式に沿ったデータもあれば、写真やオーディオのように特定の形式を持たないものもあります。

    ・その4:Veracity(正確性)

    データにどの程度の真実味があるかを示します。当然ですが、どのソースから取得したデータかによって信憑性が変わりますね。

    ・その5:Value(価値)

    5つの中でも最も大切な観点と言われています。データに価値があるのか、そのデータが与えること(インサイト)は何かを考える必要があります。

    3. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    本日は、ビッグデータを5つの観点で考えてみました。私自身は、ビッグデータを扱う仕事をした経験がありません。

    もしかしたら、皆さんの多くもビッグデータに直接関わるお仕事をされていないかもしれません。

    しかし、テクノロジーの進化はものすごい速いです。ひと昔前には、一人一台のPCを使って仕事をすることが当たり前ではなかったですよね。それと同じようなことがビッグデータでも起こるかもしれません。

    ~リーズ大学のココが魅力的②~

    コンパクトなキャンパスは魅力的です。確かに、そこそこの大きさはあるもののリーズ大学のキャンパスは一か所にまとまっているため、他学科の友達と待ち合わせすることも用意ですよ!

    定番の待ち合わせ場所は、LUU(学生ユニオン)です!笑

     

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    石井 健博

    ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
    営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
    趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。

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