ALVAS JOURNAL

リーダーシップを理解する5つの問い

こんにちは、石井です。

私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。

現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。

こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。

 

目次

    1. 実践リーダーシップのクラス

    リーズ大学のMBAコースでは、二学期にLeading in Practiceという必須科目があります。

    この科目では、リーダーシップに関するアカデミックな知見を深めるだけでなく、コンサルティングプロジェクトを通してリーダーシップを学んでいきます

    リーダーシップに関するアカデミックな文献は数多く、さまざまな定義が存在します。そして、「○○リーダーシップ」という言葉も覚えきれないくらい存在しますね。

    では、リーダーシップを高める上で、私たちがしなければならないことは何でしょうか?

    2. 止まって、考えろ!

    リーダーシップのクラスで、象徴的だった教授の言葉は「止まって、考えろ!」です。

     

     

    この単純すぎる言葉の背景には、下記の意味があります。

    リーダーシップ論は、さまざまな研究がなされ、定義も多く存在します。これらを学ぶことはもちろん大切です。

    しかし、リーダーシップ開発とは、これらを学ぶだけで完結するものでありません。なぜならば、リーダーシップとは自己独自のユニークな強みを活かし、構築していくものだからです。

    つまり、「あなただけのリーダーシップを開発する過程」こそが大切なのです。

    そのために大切なことは、内省することであり、自分の強みと向き合うことであり、自分を深く知ることです。つまり、「止まって、考えろ!」というわけです。

    3. 5つの問い

    リーダーシップを開発する上で、ベーシックな5つの問いがあります。

    ・問い1:リーダーとは?

    この問いを、4つの軸で考えてみると解像度を高めることができるかもしれません。

    4つの軸とは、「誰が」「どのような状況で」「どのような方法で」「どのような結果を残したか」です。

    この軸に当てはめて、皆さんが考えるリーダー像を内省してみると良いかもしれません。

    ・問い2:リーダーシップは開発できるか?

    カリスマ的なリーダーシップを発揮する人は、生まれつき備わった能力かもしれません。一方で、リーダーシップは後天的に開発することが可能であるとも言われています。

    この問いに対しては、諸説ありますが、「若い時のリーダーシップ経験は、後のリーダーとして活躍するための糧になる」ということは現代にも当てはまる仮説なのではないでしょうか。

    ・問い3:何がエフェクティブなリーダーにさせるのか?

    私たちは、過去の経験を元に行動をしています。意思決定をする際にも、過去の出来事が意識せずとも大きく影響しています。

    このような意味では、過去の経験そのものがリーダーにさせるかどうかを決めると言えます。

    では、どのような経験を積むことがリーダーになるためには必要なのでしょうか。

    100人いれば100通りのリーダーシップがあるように、私たちは自分自身のリーダーシップを開発するために、どのような経験をするべきかを自ら考え、選択しなければなりません。

    ・問い4:リーダーシップとマネジメントの違いは何か?

    この2つを似たものとして捉えている方も、全く別のものとして捉えている方もいます。また、どちらか一方が、もう一方を包含していると考えている方もいるでしょう。

    ドラッカーは、「マネジメントの1つの役割としてリーダーがある」と言っています。皆さんにとっては、どのくらいフィット感があるでしょうか。

    ・問い5:何があるとリーダーと言えるのか?

    良いリーダーとは何でしょうか。ドラッカーは、「リーダーとはフォローがいること」であるとシンプルに述べています。

    皆さんの周りにも優れたリーダーがいると思います。その方は、何をもって良いリーダーと言えるのでしょうか。

    ※弊社のイベント「今、アップデートしたいリーダーシップ」のレポート記事も参考になるかもしれません。興味のある方はこちら。
    >【イベントレポート】今、アップデートしたいリーダーシップ~ドラッカーのマネジメントと現場実践から学ぶ~

    4. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    今回はリーダーシップについて考えてみました。リーダーシップに関しては、さまざまな定義が存在し、「○○リーダーシップ」という言葉も多数あります。

    そのため、ついついこれらのアカデミックな内容を学んで終わりという風になりがちです。しかし、大切なことは「内省」です。

    自身のリーダーシップを開発するためには、止まって考えなければなりません。

    ~留学に際して、やって良かったこと・買ってよかったもの⑩~

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    石井 健博

    ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
    営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
    趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。

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