ALVAS JOURNAL

グローバルマーケティングとは?

こんにちは、石井です。

私は、2017年より株式会社アルヴァスデザインにジョインしたメンバーで、営業・教育コンテンツ開発・講師登壇、そしてマーケティングなど幅広く仕事をしていきました。

現在は、イギリスにあるリーズ大学のビジネススクールのMBAコースに留学しています。留学期間は、2022年9月から約1年間です。

こちらの留学レポートは、不定期に更新し、イギリス現地のMBAコースでの学びや、国際交流などを配信していく予定です。

 

目次

    1. グローバルマーケティングとは?

    セメスター2(二学期)から、Global Marketing Management(グローバルマーケティングマネジメント)というモジュールがスタートしました。

    リーズ大学ビジネススクールMBAコースの特徴は、2学期のモジュールの多くがグローバルな視点であることです。

    マーケティングに「グローバル」という言葉が付くと、どうなるのか?

    言葉の通り、世界を市場と捉えたマーケティングを実施していくわけですが、具体的には下記のようなことまで検討します。

    • ある商品やサービスが、世界のどの市場にニーズがあるのか
    • そのニーズをどのように捉えるのか
    • どの国や地域に進出し、その際の戦略をどのように取るのか
    • 進出に際してのリスクや副作用、考慮すべき規制などはあるか

    といった内容です。

    このように、グローバルな視点でマーケティングを考えていくのです。

    2. グローバルマーケティングの具体例

    「グローバルマーケティング」について、もう少し具体的に見ていきましょう。

    前提にある考えは、国や地域が変われば、顧客のニーズは変わるということです。

    例えば、世界で展開しているファーストフード店を例にとってみましょう。

    日本では、ベジタリアン専用のメニューを用意している店は稀でしょう。理由は単純で、ベジタリアンが少ないからです。

    一方で、インドでは宗教上の理由からベジタリアンが多くいます。また、同様の理由で多くの人が牛肉や豚肉を食べません。そのため、これらのニーズを考慮したメニューを考案しなければなりません。

    このファーストフードの例は、ビジネスパーソンであれば多くの人々が想像できる簡単な例です。しかし、国や地域が変われば、顧客のニーズも変わるということをおわかりいただけたと思います。

    3. ニーズを大きく捉えるために①PESTEL分析

    国や地域ごとに変わるニーズを、どのように捉えていけば良いのでしょうか。

    最初にやるべきことは、いつでも同じです。

    それは、大きな視点でのビジネスに関わる外的な力関係を理解することです。

    例えば、PESTEL分析が有名ですね。詳しくは、こちらで解説しています。(Vol.12のリンク)

    簡単に、本記事でも解説をすると、PESTEL分析とは

    • Politics(政治)
    • Economics(経済)
    • Society(社会)
    • Technology(技術)
    • Ecology(生態)
    • Legal(法律・規制)

    の頭文字をとった造語です。

    これらの6つの観点は、私たちビジネスパーソンがどのように頑張っても変更することができません。

    これらの変更できない外的環境を理解した上で、マーケティング施策を検討していくことが大切になります。

    4. ニーズを大きく捉えるために②5フォース分析

    PESTEL分析の次は、王道の「5フォース分析(Five Forces Analytics)」を実施しましょう。PESTEL分析は、ビジネスパーソンの影響の輪の外にありました。

    一方で、5フォース分析はもう少し高度が下がり、私たちが影響を及ぼすことができる外的な要素になります。

    5フォース分析については、「5F(ファイブフォース)分析+αが現代の主流!?(Vol.13リンク)」の記事で詳しく解説しています。

    こちらもPESTEL分析のように簡単にご紹介します。

    5フォース分析とは、その名の通り5つの外的な力を分析していく手法です。

    具体的には、「競合」「新規参入」「代替」「買い手」「売り手」です。

    これらの5つの要素は、私たちがグローバルにマーケティングを展開していく際に考慮しなければならない項目です。

    例えば、日本の市場においては「競合」争いが激しい分野でも、とある国や地域では「競合」がいないこともあります。

    例えば、日本の自動車メーカーは多く存在し、「競合」争いが大変し烈な市場です。しかし、新興国では、日本と比べて「競合」争いがやや緩やかということもできるでしょう。

    (※新興国を一括りにまとめることはできないため、あくまでイメージをしていただくための一例です。)

    5. おわりに

    いかがでしたでしょうか。

    本日は、グローバルマーケティングの導入としてのコラムをお届けしました。

    リーズ大学のフルタイムMBAの特徴であるグローバルな視点でのモジュールです。グローバルにマーケティングを考えていくことは、さまざまなことを考慮しなければなりません。

    ただし、やらなければならないことはいつも決まっています。戦略のモジュールのコラムでもご紹介した「PESTEL分析」と「5フォース分析」は、外的環境を分析する上では王道と言えるでしょう。

    ぜひ、自社のマーケティングを考える上でのヒントになれば嬉しく思います。

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    ▼過去の記事はこちらから!

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    石井 健博

    ブランドマネージャーとして、マーケティングを担当。
    営業・リベラルアーツ・マネジメントなどのコラムを発信中。
    趣味は、読書・英語学習・ラグビー。5歳息子のパパ。

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